研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 教授 長谷川 修一

専門分野
地質工学,地盤災害,地域防災
主担当コース
防災・危機管理コース
担当科目
自然災害科学,地震津波・災害科学,災害史,地盤災害科学

自己紹介・研究紹介

 長谷川研究室は、南海トラフ巨大地震とグローバリズムから地域(四国とネパール)を護ることを最大の目標として、地域の大地に根ざした研究を行っています。ヘリコプターによる空中電磁探査を活用した地震時の斜面崩壊予測等は世界最先端の研究です。
 また研究だけでは減災につながらないので、地域に出かけて実践するアウトリーチ活動に力を入れています。被災者のほとんどは、自分の住んでいる土地で発生する災害に無知です。そして無知は大地に対する無関心が基になっています。大地の成り立ちから地域の強みと弱みを知り、強みを地域振興に、弱みを防災だけでなく、逆手にとって強みにかえることをめざしています。

Message
-受験生の皆さんへ-

 防災・危機管理に後ろ向きで暗いイメージを持っていませんか?起こらなかったらいいことを予測して脅す「狼少年」のイメージを持っていませんか?
 しかし、巨大災害や国家存亡の危機が必ず来ることは歴史を振り返れば明らかです。私たちは限られた経験を当てにしてはいけません。できれば、人類の歴史だけでなく、地球活動の歴史から破局的な災害と危機を予見し、事前の対策と事後の対応策を駆使して、大難を小難にしたいものです。
 最悪を想定し、最悪にならないための方法論を学び、それを社会に出て実践できる人材の育成を目指しています。しなやかで、回復力の高い社会をめざして、一緒に日本の未来をデザインしませんか?

research map こちらをご覧ください。
個人ホームページ http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hasegawa/
E-mailアドレス hasegawa.shuichi[★]kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。