研究・産官学連携

ホーム > 研究・産官学連携 > 研究室紹介 > 造形・メディアデザインコース > 勝又研究室[宇宙構造物、システム工学、構造力学]

勝又研究室

キーワード
宇宙構造物工学、システム工学、構造力学

 宇宙ミッションの高度化に伴い、宇宙構造物への性能要求も高まり続けています。高性能化のためには、構造物の高精度化、または大型化が必要です。高精度化と大型化の両課題について研究をしてますが、大型化のための研究の一例が右の写真です。収納と展開ができることが大型宇宙構造物には必須であり、かつ少ない機能(展開用アクチュエータ)で収納状態から展開状態に形状変化できることも重要です。また実際のエンジニアリングにおいては、厚みの影響を無視して折りたためません。そのため、板でもコンパクトに折りたたむことができる折り方も研究しています。この折りたためる板の技術を、将来的には宇宙太陽光発電衛星(SSPS:Space Solar Power Satellite)の開発につなげたいという希望もあります。

origami.jpg
▶ミウラ折り(中央)、ダブルアコーディオン折り
(右下)と折りたためる板構造(左下)

FoldablePlate.jpg
▶板を折りたたむための工夫

学部紹介