学部案内

ホーム > 学部案内 > コースの教育理念 > 人工知能・通信ネットワークコース

人工知能・通信ネットワークコース

1.教育理念

私たちの生活を一層豊かで便利にするために、身の回りのあらゆるものを通信ネットワークで結び、人工知能(AI)を用いて自動化する技術や将来予測・意思決定に役立てる技術の開拓が求められている。人工知能・通信ネットワークコースでは、これらに必要となる人工知能、無線・光通信ネットワーク、計測技術等を身につけるため、人工知能の基礎・応用、これらの電子回路上への実装、電気・通信ネットワーク系の基礎・応用を学ぶ。また、電子・情報通信機器の技術開発・システム運用を担うことができ、グローバルにも活躍できる人材を育成する。

2.コースの説明

人工知能・通信ネットワークコースでは、情報、人工知能、通信、計測、回路の各技術に重点をおき学修する。また、専門科目には、他コースと共同開講の科目も多くあり、広い知識を修得することを目指す。

3.学習到達目標(コースディプロマ・ポリシー)

人工知能・通信ネットワークコースでは、教育理念・教育方針に従って、以下の学習到達目標の下にカリキュラムを編成する。

言語運用能力 ①英文の読解、および英語による口頭コミュニケーションが少なくともできる程度の国際的コミュニケーション能力を身につける。
知識・理解 ②当該分野で必要な数理的基礎能力を身につける。また、微分積分,線形代数,確率統計の基礎的な事項を説明できる。
問題解決能力・課題解決能力 ③講義で学んだ内容を、与えられた課題を通じて実践的に理解する。課題の解決方法を示し、また解決方法を評価することや実際に問題を解決できる。
④身に付けた知識をもとにチームで計画的に調査、問題分析、コミュニケーション等の活動を行って課題を解決し、その成果をまとめるとともに、わかりやすく発表できる能力を身につける。
倫理観・社会的責任 ⑤技術者が社会において果たす役割について説明できる。
⑥幅広い国際的な視野を持ち、技術が及ぼす影響について公衆の健康・安全、文化、経済、産業、環境、福祉、倫理、社会等の諸問題を踏まえた多面的な議論ができるようにする。
人工知能・情報通信の実践力 ⑦パーソナルコンピュータ等の情報機器を用いて、基礎的なプログラミングが行える。
⑧人工知能の基本的な事項について説明できる。
⑨通信工学の基本的な事項について説明できる。
⑩電磁気現象の基本法則を理解し、電磁界の基礎的な振る舞いを説明できる。
⑪直流・交流電気回路について定式化を行い、基本的な現象を説明できる。
⑫半導体の概念、基本的な電子回路の動作を説明できる。
⑬情報通信技術者として必要な専門知識を身につけ、それを応用できる。