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造形・メディアデザインコース

1.教育理念

本コースでは、デザイン分野と工学分野の融合を目指した教育を行い、従来の工学系教育が担う機能的価値の創造に加えて、人間中心のモノやコトをデザインできる能力を涵養し創造的で社会的意義のある意味的価値を生み出す次世代工学系人材を養成する。

2.コースの説明

本コースでは、「エンジニアリングデザイン スタジオ」、「プロダクトデザイン スタジオ」、「メディアデザイン スタジオ」、「ソリューションデザイン スタジオ」の4つのスタジオから構成されており、デザイン思考がそれらの土台となっている。2年次第1Qから、それぞれのスタジオで推薦科目が分かれてくるので、1年次終了時までにコースの教員と2年次以降の履修科目を相談できる機会を設ける。
3年次の段階でデザイン思考をもう一度最初から繰り返し、プロブレムベースドラーニングで再確認し、フィールドワークで実際に社会に飛び出してみて、プロトタイプで形にすることを学び、再確認後に必修として地域と連携したプロジェクトベースドラーニングを行う。その経験を基に4つのスタジオに分かれて、卒業研究あるいは卒業制作に入っていく。

3.学習到達目標(コースディプロマ・ポリシー)

造形・メディアデザインコースでは、教育理念・教育方針に従って、以下の学習到達目標の下にカリキュラムを編成する。

言語運用能力 ①論理的かつ客観的な文章を作成することができる。
②多様な情報を適切に利用し、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
③国際的な視野を持ち、世界標準の科学技術に関する情報を収集できる。
知識・理解 ④自然科学の基礎知識を持ち、その基本原理を理解している。
⑤状況に応じて柔軟に理解、調査・分析、発想・創造ができる。
⑥人間、社会、環境、美などの多角的な視点を備えている。
問題解決能力・課題解決能力 ⑦自主的、継続的に学習し、新たな課題を探求することができる。
⑧様々なリスクを把握・抽出し事前に対応策を講じ、想定外の事態にも対応することができる。
⑨専門知識に基づいた創作力、設計力、構成力を用いて、総合的な価値の創造につながる設計(デザイン)を企画、立案し、それを試作評価することができる。
倫理観・社会的責任 ⑩市民としての社会的責任を自覚して行動することができる。
⑪高い倫理観を持ち、時代の変化に対応できる人間基礎力を発揮できる。
地域理解 ⑫地域の現状と課題に関心を持ち、自己と関連付けて問題を発見し、探求することができる。