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真嵜寛太さん(石塚研究室M2)が土木学会四国支部技術研究発表会において、優秀発表賞を受賞しました。

真嵜寛太さん(石塚研究室M2)が土木学会四国支部技術研究発表会において、優秀発表賞を受賞しました。発表タイトルは、「高松市東部の新川河口域における浮遊プラスチックごみに関する研究」(発表者:真嵜寛太、石塚正秀、多田邦尚、一見和彦、中國正寿)です。
 近年、プラスチックごみ汚染が問題になっていますが、プラスチック製品は有機物と比較して分解されにくいため、一旦自然界に放出されると、長期間そのまま存在します。さらに、河川から海域まで流出されたプラスチック製品は陸域と比較して非常に回収困難となります。そのため、動物や人間の健康に長期的な影響を与える可能性があります。しかし、現在、河川と海域沖合での調査は行われているものの、その間にある河口域におけるプラスチックごみ調査はまだ行われていません。そこで、海洋プラスチックごみの主要な発生源である河川から河口域・海域部において浮遊ごみの特徴を明らかにすることで全体の傾向や動態を把握することができます。本研究では、高松市に着目して、河口域へ流出したマクロプラスチックごみの特徴および流出量を明らかにすることを目的として、研究を行いました。
 研究の結果、種類別の個数割合について、全調査を通じてプラスチックが約半数かそれ以上を占めていること、また、プラスチックの内訳については、袋類、その他の分類に含まれるたばこや様々な種類の破片が多い結果が得られました。

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