「受賞」池添穂花さん(学部4年生)が令和7年度卒業論文発表会優良賞を受賞

卒業論文題目:
等軸状BN粒子の合成と高熱伝導フィラーの開発
論文の背景・目的・概要など:
近年、電子機器の高速化に伴いデバイスからの放熱が問題になっており、樹脂基板の熱伝導性を上げる研究に注目が集まっています。樹脂の高熱伝導化には、熱伝導率の高い窒化ホウ素(BN)を添加する研究が行われておりますが、グラファイト構造を持つBNは板状結晶であるため、樹脂の熱伝導が等方的に改善されないという問題がありました。私は、樹脂の熱伝導率を等方的に改善するために、一般的な板状結晶のBNではなく、等軸状多面体のBN粒子を合成することに成功しました。
本人の受賞コメント:
この度は、このような貴重な賞をいただくことができ、大変光栄に思います。楠瀬先生をはじめ、サポートしてくださった研究室の皆様に心より感謝申し上げます。
私は、高校生の頃から研究活動に取り組み、探究することの面白さに惹かれていました。思うようにいかないことも多くありましたが、「なぜ」と考える時間の積み重ねが大学での研究にも非常に生きているように思います。思うような結果が出ないとき、何度もくじけそうになりましたが、高校生の頃の研究活動を通して身につけた、地道に努力を続ける姿勢が大きな支えとなりました。今後もこの姿勢を忘れず、探究心を持って研究に向き合っていきたいと考えています。
材料物質科学コース4年生 池添 穂花(いけぞえ ほのか)
卒業論文指導教員:楠瀬 尚史(くすのせ たかふみ)
<2026年2月、材料>









