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知能機械システム工学専攻 修士1年 水上 陽介


知能機械システム工学専攻 修士1年 水上 陽介

  インターンシップ期間:3ヶ月
  インターンシップ受入れ協定校:ボン=ライン=ズィーク大学(ドイツ)
  インターンシップ先:ボン=ライン=ズィーク大学 Prassler研究室

感想:
 私は9月の初めから11月の末までの3ヶ月間、ドイツのボン市にあるボン・ライン・ズィーク大学のPrassler研究室においてインターンシップを行ないました。研修では「ローコストな移動型ロボットのための三次元計測システムの開発」のための基礎調査を行いました。この分野は私の専門ではなかったため、自分で学習する必要がありました。教科書や文献は当然英語であり、また、スーパーバイザーの方への質問も英語であったため大変ではありましたが、自分の英語能力を試すと同時に、向上させるための良い機会となりました。
 休日には、ドイツ国内のさまざまな都市へ旅行し、独自の文化や日本とは大きく異なる自然環境を体感することができました。また、住んでいた寮は留学生向けの寮であったため、ドイツ人だけでなく、アジアや中東、ヨーロッパの他の国から来ている学生と知りあうことができ、さまざまな文化や料理、言語にふれることができました。また、その体験から、日本を客観的に見ることができるようになり、今後自分が何をするべきかということも考えるようになりました。
 今後、世界はますます共存のための協力、すなわち各国相互の異文化理解が必要となると考えられます。国際インターンシップへの参加は、異文化理解がどのようなものであるかを実感することができ、そのためには語学力が必要不可欠であることを痛感させてくれます。学生のうちにこのような研修へ参加することは、今後の人生や考え方において大きな意味を持つでしょう。できることならば、このすばらしい制度が末永く続くことを願っています。
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       ▲ベートーベンの像              ▲ケルンの大聖堂