四国防災共同教育センターは、東日本大震災の教訓を踏まえ、近い将来高い確率で発生が懸念される南海トラフ地震や、近年各地で多発する豪雨災害等の広域災害、さらにはグローバル化する多様な危機に対応すべく設立されました。迅速な状況把握に基づく適切な判断・意思決定を行い、減災・復旧・復興、そして組織再生へ向けて的確に対応できる専門家を養成することを目的とし、平成24年11月、香川県・徳島県のご協力の下、香川大学と徳島大学によって開設されました。
当センターが提供する「四国防災・危機管理プログラム」は、単なる知識の習得にとどまりません。現場で活かせる「実践力」を養うことに重点を置いています。
・学際的な学び:理学・工学的な視点から社会科学、医学、心理学まで、
防災を多角的に学ぶことができます。
・現場主義のフィールドワーク:四国各地の地理的特性や、地域特有の歴史・
文化と向き合いながら、リアルな危機管理をシミュレーションします。
・多様な専門家とのネットワーク:大学の研究者はもちろん、自治体職員、
企業、NPOなど、防災の最前線で活躍するプロフェッショナルと議論を
交わし、現場の課題解決に向けたアプローチを学びます。
本プログラムはすでに300名に近い修了生を輩出しており、彼らは各分野で「災害・危機対応マネージャー」として活躍しています。当センターはこれからも、災害のメカニズムを理解するだけでなく、地域の方々と共に考え、迅速かつ的確な意思決定ができるリーダーを一人でも多く輩出したいと考えています。
防災に関心を持つ学生の皆さん、そして地域で防災・減災に取り組む社会人の皆さん。ぜひ私たちと共に、四国の未来を守るための学びを深めませんか。あなたの力が、いつか誰かの命を救う原動力となります。
四国防災共同教育センターは、これからも四国の防災力を高める「知の拠点」として、皆様と共に歩んでまいります。
令和8年4月
四国防災共同教育センター
センター長 井面 仁志

