[6] 四国レジリエンスサイエンスコンソーシアム(仮称)の設置・運営

四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構は、防災・危機管理に関し四国の4県と国立5大学との連携を図るため、平成29年度に「四国4県防災危機管理担当課長会と5大学連携防災・減災教育研究協議会委員との打合わせ会」を発足しました。打合せ会では、四国地域での大規模災害に対して、人命を確保し、被害を最小限に抑え、速やかに復旧・復興ができるよう、これまでの防災の概念を超えて、災害に強い強靭な地域を作る必要がある。そのためには、県行政の「実行力」と地元大学の「知(地)」を融合した新たな官学連携が必要であるとして、コンソーシアムの創設について議論を重ねてきました。平成30年10月に4県・5大学による「四国官学連携防災・減災協議会」を設置し、香川大学と香川県が事務局となりこの官学協議会の運営を行っています。これまで下記内容について議論・意見交換を行ってきました。

(1)  4県・5大学における最近の施策・取組み・話題について

(2)  4県・5大学における防災・減災に係る人材育成・防災教育についての取組み

(3)  防災情報システムについて 等

最近の施策・取組みについては、各県の防災・危機管理に関する独自取組みや各大学における防災研究・教育、普及啓発等の取組みについて事例紹介等を行いました。人財育成・防災教育については、各県ともに地域防災力の向上への取り組み事例や大学からは防災士養成など人材育成プログラムの取組み等について意見交換を行いました。また、県民等への災害防災情報伝達防災情報システムについても各県の状況について意見交換しています。当機構としては、「四国官学連携防災・減災協議会」の一層の連携推進を図り、四国の地域強靭化に取り組んでまいります。

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