江原,大平,垂水の3教授,それぞれ経産省地域コンソーシアムに採択 (2002.3.19)

~江原、大平、垂水の3教授、それぞれ経産省の地域コンソーシアムに採択~

 平成13年度補正予算による即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業に、材料創造工学科の江原教授、知能機械システム工学科の大平教授、及び信頼性情報システム工学科の垂水教授による3つの提案が採択されました。

 

1.循環型社会を確立する廃プラリサイクルシステムの開発
 江原隆一郎教授他、徳島県立工業技術センター、大倉工業(株)、(株)山本鉄工所のコンソーシアム(管理法人は(財)四国・産業技術振興センター)で、研究費は1億1700万円です。このプロジェクトは、再生時の熱履歴を従来より半減させる省エネ連続処理法により低価格ながら低流動樹脂の成形が可能な金型及び一貫処理システムの革新的技術を開発し、300億円の新事業を創出しようとするものです。

 

2.フォトリソ技術と多機能皮膜形成技術を融合した超精密金型の開発
 大平教授他、アオイ電子株式会社、株式会社ユーミック、香川県産業技術センターのコンソーシアム(管理法人は(財)四国産業・技術振興センター)で、研究費は8300万円です。このプロジェクトは、今後伸びが予想される光デバイスやバイオチップ等を低コストで製作するために、特に半導体微細加工技術と機能性膜形成技術を基盤として、超精密マイクロ金型の実現を目指すものです。

 

3.高度戦略的地域別情報配信を行うモバイル情報システムの研究開発
 垂水教授、(有)スペースタグ、(株)ダイナックス高松、(株)イノベイト、(有)ヒットシステムズ(福岡県)のコンソーシアムで、研究費は34,111,000円です。このプロジェクトは、携帯電話への位置や時間を限定した情報配布サービスの実現を目指すもので、特に配信地域の自由形状化と実サービスとしての性能向上を図るものです。

2006.4.8更新

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