授業カリキュラム

 

三つのコース制

本学部は3コース制を採用し、全ての学生が2年次に「法律職コース」「公共政策コース」「企業法務コース」のいずれかを選択します。コース選択によって、将来の進路を意識した体系的な授業科目の履修が可能になります。

法律職コース

法科大学院に進学して弁護士・検察官・裁判官などの法曹になろうとする人や、その他の法律分野の資格として、司法書士・社会保険労務士・土地家屋調査士・税理士などの資格取得を目指す人のためのコースです。高いレベルの法的専門知識・技術の確実な習得を目標としています。

公共政策コース

国や地方自治体などの公務員やNGO・NPOの職員など、広く公共的価値の実現を担おうとする人のためのコースです。多様で変化に富む複雑な現代社会において、新しく、多岐にわたる問題を発見し、適切な解決策を構想するための実践的な能力を育成することを目標としています。

企業法務コース

企業において中核的な役割を果たすことを目指す人のためのコースです。情報化・国際化した現代社会において、企業活動に求められる専門的かつ実務的な法知識を身につけ、課題を発見し、さらにそれを解決するための能力を育成・向上させることを目標としています。

充実した少人数教育

本学部の特徴は充実した少人数教育です。4年間を通じて各種のゼミナールが開講され、きめ細かな指導を受けることができます。大学入門ゼミ・基礎ゼミ(1年次)、プロゼミ(2年次)が開かれ、入学当初から教員と密に接することができます。なかでも全学生が履修する3・4年次の演習は、専攻科目をより深く探求し、通常の講義では望めない学問的充実感が得られます。

1年次

入門的科目

憲法、民法、刑事法、政治学の入門科目や、政治思想、平和学といった科目もあり、一年生の時から専門的学習に取り組めます。

大学入門ゼミ、基礎ゼミ

前期に大学入門ゼミ、後期に基礎ゼミを受講、スタディスキルや、文献読解の方法を学びます。

全学共通科目

外国語のほか、法学部で勉強できない他分野のことがらを広く学習します。

2年次

基礎的科目

自分の適性が法律学にあるのか政策科学にあるのか、コース選択を通じて将来の進路も意識しながら、専門科目の基礎的な学習に取り組みます。訴訟法や商法のほか、国際法、公共選択論なども加わります。

プロゼミ

前期と後期にそれぞれ開講される少人数授業です。専門的学習(判例、論文の読解など)を自学と協力によって進めていきます。各専門領域における基礎的な知識と、法学・政治学を学ぶ上で必要な技法の習得をめざします。

3・4年次

演習

3年生から1年半にわたり同じゼミ所属して専門的学習を深めます。多くのゼミではゼミ論文が課され、在籍4年間の成果を問われます。教官とのつながりも密であり、進路相談なども親身に接してもらえますし、ゼミによってはゼミ旅行や合宿なども行われています。

■ 早期卒業

本学部に3年以上在籍したものが一定の要件(成績等)を満たし、かつ本人が希望する場合には、4年未満の在学期間での卒業(早期卒業)が認められます。

進路プログラム 演習 プロゼミ 基礎的科目 基礎的科目 大学入門ゼミ・基礎ゼミ 入門的科目

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