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工学研究科博士前期課程2年の嶋岡永悟さんが、第8回CSJ化学フェスタ優秀ポスター賞を受賞しました。

  香川大学大学院工学研究科材料創造工学専攻舟橋研究室博士前期課程2年の嶋岡永悟さんが、第8回CSJ化学フェスタにおいて、優秀ポスター賞を受賞しました。
 CSJ化学フェスタは日本化学会が主催する全国規模の学会であり、最先端の化学と科学技術に関する産官学の交流による化学、化学技術、および産業の発展への寄与とイノベーション強化を趣旨として、秋に東京で開催されており、今回で第8回目となります。本年は、日本全国から3000人を超える参加者がありました。
 嶋岡君は材料化学のセッションにおいて、「オリゴp-フェニレンビニレンを発光部位とするダイマー型キラル液晶性半導体の開発」という表題でポスター発表を行いました。広い波長域で円偏光反射・発光が可能な新規液晶材料の開発が高く評価され、今回の受賞に至りました。
 本会のポスターセッションでは、1000件を超える発表が行われ、180件弱の発表に優秀賞が授与されます。全国の有力研究グループがエース級の博士研究員・博士課程学生を投入してくる中、修士学生の嶋岡君が優秀ポスター賞を受賞したのは、非常に喜ばしい事であります。

         嶋岡写真.jpg 
▲ダイマー型キラル液晶性半導体の選択反射。
らせん構造を持つため、特定の波長の円偏光を反射します。
温度や液晶の配合比によって反射色を制御できます。

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