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【報告】倉敷市真備町でブラハセ(防災まちあるき)を実施しました。

2019年5月5日に香川大学創造工学部防災・危機管理コース学生有志12名、医学部看護学科学生有志1名、コース教員6名で平成30年7月豪雨(西日本豪雨災害)で甚大な被害となった倉敷市真備町でブラハセ(防災まちあるき)を実施しました。

◆災害の概要とブラハセガイダンス

まず、真備町辻田地区のコミュニティ活動拠点となっているぶどうの家ブランチで当時の被害概要とブラハセ実施にあたってのガイダンスと倉敷市から当時の被害概要を説明いただきました。約170年前に発生した洪水の当時の状況を残した絵図もありました。

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△長谷川教授によるブラハセのガイダンス

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△長谷川教授によるブラハセのガイダンス

◆ブラハセ(防災まちあるき)

ぶどうの家ブランチを拠点に、周辺の地域を歩きました。「なぜ真備町で甚大な浸水被害が発生したのか」といった視点で神社や旧川辺宿、お寺周辺の地形や地質を確認しながら、それぞれについて「なぜ」を考えながら歩きました。

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△微高地にある艮御崎神社

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△浸水被害状況を確認

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△昭和51年洪水の浸水状況(川辺小学校)

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△明治26年の洪水供養等が残る源福寺で当時の話を伺う

◆被災された方へのインタビュー

被災当時に高齢者の救出に尽力された介護事業所ぶどうの家津田さんから当時の状況をうかがいました。
学生からは、「避難の際に助けてくれるシステムはあったのか?」「どのような心境だったのか」などの質問がでました。

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△津田さんへのインタビュー

◆次回に向けた検討グループワーク

まちあるきと津田さんへのインタビューをふまえて、次回は自分たちで真備町に住む高校生や小中学生にまちあるきの場を提供しようと企画を考えました。

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△グループワーク ノートルダム清心女子大学学生も一緒に考えました

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△3つの班に分かれて検討した内容をお互いのプレゼンで確認しました。

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△集合写真 津田さん、ぶどうの家のみなさん、お世話になりました。

まちあるきの状況は全国ニュースでも放映されました!
今回のまちあるき成果をふまえて、学生が案内役のブラハセを今年の夏ごろ開催に向けて企画中です。