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森裕助教がマツダ研究助成奨励賞を受賞しました。

工学部電子・情報工学科の森裕助教が、公益財団法人マツダ財団の第33回(2017年度)研究助成〈科学技術振興関係〉に採択され、さらにマツダ研究助成奨励賞も受賞しました。

マツダ研究助成奨励賞は、マツダ財団設立30周年を記念して2014年度より新設された賞で、科学技術振興関係の研究助成対象の中から、主に若手研究者を対象とし、選考委員会が特に優れていると評価した4件の研究に対して授与されるものです。

受賞対象となった森助教の研究題目は「低コヒーレンスディジタルホログラフィを用いたマルチカラー3次元形状計測機構に関する研究」です。この研究は、光を利用した非接触な物体形状計測技術である低コヒーレンスディジタルホログラフィを基盤として、そこから複数の波長情報を用いることによって、物体の形状・質感・色調など、より多くの情報を一度に計測できる技術の実現を目指します。さまざまな物体情報を一度に記録できることによって、特に工業分野において製品の企画・設計段階から製作・検査に至るまで一貫して対応できる評価・計測手法を実現します。

森助教は、「今回の受賞を非常に光栄に思います。審査員・関係各位の皆様ありがとうございました。」と話していました。

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受賞記念撮影(左から、マツダ財団常務理事・事務局長 魚谷滋己氏、森裕助教、長谷川修一工学部長 )