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梶谷教授がSir Richard Stone Prize(International Input-Output Association)を受賞しました。

2020年8月に、レジリエンス・デザイン領域の梶谷教授が、International Input-Output Association(国際産業連関分析学会)から、Sir Richard Stone Prize (International Input-Output Association)を受賞しました。(京都大学 多々納裕一教授と共同)

受賞論文 :Kajitani, Y. and Tatano, H.: Applicability of a Spatial Computable General Equilibrium Model to Assess the Short-Term Economic Impact of Natural Disasters, Economic Systems Research, 30(3), pp.289-312, 2018

Sir Richard Stone Prizeは、International Input-Output Association(国際産業連関分析学会)が発行する論文誌Economic Systems Researchに掲載された論文の中から二年に一度、最優秀論文として選出される賞です。賞名にあるSir Richard Stoneは、国民経済計算の開発や経験的経済分析の発展に貢献し、1984年にノーベル経済学賞を受賞したイギリスの経済学者になります。受賞対象となった論文は、このような国民経済計算の恩恵を受けつつ、学会の主要テーマでもある産業連関(サプライチェーン)の問題を考慮しながら、自然災害の経済的影響を推計するための方法論をとりまとめたものです(図1右側の一般均衡モデル)。

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図1:サプライチェーン被害を考慮した災害の経済影響評価のアプローチ

本手法は、東日本大震災を対象に、再現性が検証されています。このように災害による被害波及をより精緻に再現することで、将来の災害想定の信頼性を高め、災害対策への社会の合意形成を促進することが期待されます。なお、本研究は、学会関係者、主著者が所属していた電力中央研究所地震工学領域、京都大学防災研究所防災公共政策講座の関係諸氏との議論が土台となっていることを付記します。

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審査委員会のコメント                                     (https://www.iioa.org/news/newsletters/Newsletter45Aug20_Final.pdfより抜粋)



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