研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 教授 下川 房男

専門分野
センサデバイス,マイクロファブリケ-ション
主担当コース
機械システムコース
担当科目
電気回路I・II,精密加工,失敗学演習

自己紹介・研究紹介

●マイクロ/ナノファブリケ-ション技術を用いたセンサデバイスに関する研究
 2010年4月に、日本電信電話株式会社NTTマイクロシステムインテグレ-ション研究所 主幹研究員・グル-プリ-ダを経て、香川大学工学部教授に就任しました。専門は、半導体デバイス製造の根幹であるマイクロファブリケ-ション技術とそれを用いたセンサ等のマイクロデバイス技術です。現在、重点的に取り組んでいる研究テ-マは、IoT時代を変革する農業用センサプラットホ-ムを支える農業用のセンサデバイスの研究開発です。考案した水分・栄養物質動態センサにより、作物の収量増大や果樹の高品質化を目指して、産学官連携組織を構築し、果敢に取り組んでいます。

Message
-受験生の皆さんへ-

 「先端技術や基盤技術を利用したものづくり分野」は、香川県の産業政策「香川県産業成長戦略」において、今後の成長エンジンの一つとされています。また、香川大学におけるものづくりの分野(微細加工技術による高機能デバイス)は、その研究水準や産学官連携等の実績から、全国的な中での大学の強み・特徴・社会的な役割を示す機能強化の例となっています。
 このようなことを受け、文部科学省のナノテクノロジ-プラットホ-ム事業(大学の有する共用施設・設備を共用利用を促進し、イノベ-ション創出に繋げる)にも、四国で唯一の機関として採択され、先端的なものづくりをリ-ドする研究拠点として、地域企業への支援の一翼を担いながら研究開発を進めています。
 受験生の皆さんも、このような恵まれた環境の中で、ものづくりを通して、「新たなものを創造する楽しさ」を是非とも体得し、将来、地域・グロ-バルに活躍する実践的・創造的な技術者を目指して頑張ってほしいと思います。

research map こちらをご覧ください。
個人ホームページ http://shimokawa-lab.jp/
E-mailアドレス shimokawa.fusao[★]kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。