研究・産官学連携

香川大学 創造工学部 准教授 勝又 暢久

専門分野
宇宙構造物工学,航空宇宙工学,システムエンジニアリング
主担当コース
造形・メディアデザインコース
担当科目
デザイン思考演習,基礎物理学演習(造形),材料力学入門,デザインとリスク,製品材料学

自己紹介・研究紹介

2020年4月(世界的な大混乱の中)に香川大学へ着任しました。
前職では、航空機や宇宙機の構造設計について、研究と開発に取り組んでいました。特に、宇宙空間に到着してから大きく広げて使うアンテナなど、展開宇宙構造物に強い興味をもって研究しています。大型家具など輸送をともなうモノと同様に、大型宇宙構造物の宿命として、ロケットでの輸送のために大きい構造物はコンパクトに収納する必要があります。そのため、展開宇宙構造物の研究は、日本の伝統工芸折り紙のように、どのように折りたたむかを考える事も重要になります。
デザインや形がもつ意味・機能への知見を含め、次世代宇宙構造物につなげていくことを目標にしています。






Message
-受験生の皆さんへ-

缶ジュースと同じ大きさのCas-Satや10cm立方のCube-Satなど、今では大学生が人工衛星を開発し、実際に打ち上げることができる時代です。また大学での研究・開発経験を活かし、航空宇宙ビジネスを起業したアントレプレナーが社会で活躍しています。更には、ロケットの再使用化や低コスト化が日進月歩で進んでいます。
つまり、宇宙というこれまで特別視されていた空間も、「造形・メディアデザインコース」×「皆さん」から生まれるモノ、アイデア、作品を表現できる場となります。無限に広がる宇宙のように、この造形・メディアデザインコースで皆さんの可能性を大きく広げて下さい。





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個人ホームページ -
E-mailアドレス katsumata.nobuhisa[★]kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。