情報機器による情報検索

現在、法学部資料室には4台のパソコン(Windows11)を設置しており、以下の検索システムを利用して法政情報を検索・入手することができます。

(1)判例検索
1.LEX/DB インターネット(TKC法律情報データベース)<TKC>
分野別(税務、知的財産権、交通事故、医療)に収録した「個別データベース」と法律全般にわたる判例を統合的に検索できる「総合データベース」があります。
「総合データベース」は明治8年大審院判例から今日までの判例を網羅的に収録しており、書誌情報、全文情報等を掲載しています。
また、『速報判例解説』は、ジュリスト等の法律雑誌の判例解説よりも早く掲載されます。毎週更新。
 
2.「裁判例情報」データベース<裁判所>裁判所の判例情報を検索することができます。検索できる判例は、(1)最高裁判所判例集、(2)高等裁判所判例集、(3)下級裁判所判例集、(4)行政事件裁判例集、(5)労働事件裁判例集、(6)知的財産権裁判例集の6種類で、それぞれの判例集に対する「個別検索」と全判例を横断的に検索する「統合検索」があります。ただし、全ての裁判例がデータベースに掲載されているわけではありません。

(2)文献検索
1.Webcat Plus<国立情報学研究所>
Genii(コンテンツ・ポータル)に収録されているデータベースで、図書・雑誌の情報を提供しています。
二つの検索方法を用意しており、(1)「連想検索」は、「キーワード」や「文章」から連想される関連性の高い単語で検索を広げていく方法で、必要な図書を効率的に探すことができます。一方、(2)「一致検索」は、探している図書がはっきりしている場合に「書名」「著者」「キーワード」等を入力する検索方法です。
 
2.CiNii Research(NII論文情報ナビゲータ)<国立情報学研究所>
Genii(コンテンツ・ポータル)に収録されているデータベースで、学術雑誌や大学の紀要などに発表された論文等を検索することができます。
「NII-ELS学協会誌(NII)」「NII-ELS研究紀要(NII)」「雑誌記事索引データベース(国立国会図書館)」等、複数の論文データベースを収録しています。
検索項目としては『簡易検索』(キーワード)と『詳細検索』(フリーワード、論文名、著者名ほか)があります。

(3)所蔵検索
1.香川大学図書館蔵書検索(香川大学OPAC)<香川大学>
香川大学の所蔵資料(図書・雑誌等)を検索することができます。また『香川大学横断検索』で県内5つの図書館、国立国会図書館の「書誌検索」「雑誌記事検索」および国立情報学研究所(NII)の「NACSIS Webcat」「NACSIS WebcatPlus」を横断検索することができます。

※(1)『OPAC-Online Public Access Catalog』とはオンライン検索できる蔵書目録=図書館の蔵書検索システムのことです。「香川大学横断検索」は「香川大学図書館HP」から「蔵書検索」を選択して下さい。
(2)『NACSIS Webcat』(国立情報学研究所)は、全国の大学図書館等が所蔵する資料の総合目録データベースで、和洋の図書・雑誌の書誌的事項と所在情報を検索することができます。
 
2.国立国会図書館蔵書検索(NDL-OPAC)<国立国会図書館>
国立国会図書館の所蔵資料(図書・雑誌等)や雑誌記事を検索することができます。
「簡易検索窓」「書誌一般検索」「書誌拡張検索」「雑誌記事索引」等の検索窓があり、図書(和・洋)、雑誌・新聞(和・洋)、電子資料、古典籍資料、博士論文等、および『法律関係雑誌記事索引』[→32頁参照]に掲載された記事・論文を検索することができます。毎週更新。

(4)新聞記事検索
1.日経新聞全文記事データベース(CD-ROM版)/利用希望の場合はスタッフに申し出てください
日本経済新聞の膨大な新聞記事群のデータベースです。
調べたいキーワードを検索窓に入力すると該当記事の見出し一覧を表示し、そこから詳細な記事本文を表示・印刷することができます。収録内容は、 日本経済新聞東京本社発行の朝夕刊最終版、 全国地方経済面の記事一部、寄稿記事を含みます。2006年版から2013年度まで所蔵しています。

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