垂水教授設立のベンチャー企業「スペースタグ」が増資 (2002.5.10)

~垂水教授設立のベンチャー企業「スペースタグ」が増資~
 信頼性情報システム工学科の垂水浩幸教授が昨年11月に設立したベンチャー企業「スペースタグ」は2002年4月1日に株式会社に組織変更を行いましたが、さらに4月25日付で第三者割当増資を実施しました。
今回の第三者割当増資は、地元企業17社と、今回増資の取りまとめ役で香川県とも関係の深いアイ・キャピタル証券(東京)から合計6000万円の出資を受けたものです。このように地域の多数の企業がグループで出資に応じてベンチャー企業を応援する例は珍しいもので、注目を集めています。工学部と地域企業との連携の好例と言えるでしょう。
 スペースタグは地域、時間、数量などを自由に限定して携帯端末に情報を配信するシステムで、垂水教授の研究成果に基づいています。今後、同社は長期的に開発を行いつつも、一部のサービスを早期に事業化していく予定で、香川県発の世界標準を目指すとしています。

2006.4.8更新

ページの先頭へ戻る