学生ベンチャーの創業 (2002.10.3)

 ~学生ベンチャーの創業について~
-平成14年度香川県創業準備育成支援事業に採択される-
 工学部では、9月25日(水)"平成14年度香川県創業準備育成支援事業"に採択された工学部の三宅徹君(知能機械システム工学科4回生)らのベンチャー事業計画の記者発表を行いました。同支援事業において大学生の案件が採択されるのは初めてのこととなります。
 三宅君らはこれまで, 香川大学学生ロボット研究所(顧問:石原秀則 同大工学部助教授)の活動として数々のロボットコンテストで優秀な成績を収め,それらの経験を通してものづくりのノウハウを蓄積してきましたが, この度,起業化後の最初の商品として準備をしておりました「窓清掃ロボット(仮称)」の基礎開発が完了いたしました.本ロボットのモデル機は, 10月2日にローザンヌ(スイス)で開催される第1回国際清掃ロボットコンテストで, その性能が競われることになっています。
 記者発表の後、デモンストレー ションが行われ、窓清掃ロボットは、搭載した真空ポンプの吸引力で窓に張り付き、ガラス面を自走して窓ふきを行い、ユニークな構造を披露しました。
 三宅君らは,家庭用ロボットを中心とする各種ロボットの企画・開発を行うベンチャー企業の今年度内の設立に向けて準備を進めています。学生のベンチャーマインドの養成は, 工学部の教育方針の一つであり、この学生起業に対して工学部として出来る限りの支援を行うことにしています。
 

2006.4.8更新

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