よくある質問

ここには受験生からよくある質問についてまとめてあります。

(1)教育について

Q: 講義以外にどのような授業がありますか?
A: 工学部では、講義で学んだことを実際に確かめるための実験や実習、演習などが行われています。
また、国内インターンシップや国際インターンシップなどを通して、学生のうちに企業などで実務経験を積む事も出来ます。
さらに講義では、大学の教員以外にも企業や他大学から講師を招き、各種特別講義や集中講義などを行っています。
工学部という性格上、社会とのつながりを大切にしており、企業訪問や工場見学などを行っている学科もあります。

Q: どんな資格がとれますか?
A: こちらをご覧ください。

Q: 香川大学工学部にはどんな先生がいるのでしょうか?
A: 特徴として、企業等の経験のある教員が多くいることが挙げられます。2012年12月現在、企業経験のある教員数は19名、大学以外の公的研究機関の経験のある教員数は11名です。(各教員の略歴はこちらから名簿を参照して各教員のところをクリックしてご覧ください。)これらの教員は企業等では採用活動を手伝った経験もあり、採用者の立場からの就職指導ができる、産学連携研究が進めやすいなどのメリットがあります。

Q: 夜遅くまで実験がありますか?
A: 工学部ですので、卒業研究や実験で遅くなることもあります。その場合でも、IDカードによるセキュリティシステムがありますので、不審者が建物内に入ることはなく、安心です。(といっても、工学部周辺に不審者がいるというわけではありません!これまで、工学部周辺で不審者等による事件は報告されていません。)

Q: 留学はできますか?
A: 学生が国際的にできる活動としては、協定校訪問、国際インターンシップの制度があります。詳しくはこちらをごらん下さい。留学希望者は何よりも英語を勉強していただくことが重要です。しっかりと準備をしてください。また、留学とは違いますが、卒業研究や大学院の研究内容を国際学会で英語発表する機会が与えられる場合があります。

(2)生活について

Q: 日々の学生生活はどのようなものでしょうか?教えてください。
A: (1)入学から2年生1学期まで、(2)2年生2学期から3年生1学期まで、(3)3年生2学期から卒業まで、の三つに分けて説明します。
まず(1)入学から2年生1学期までですが、この時期は主に教養科目を学習する時期に当たります。授業は主に幸町キャンパスで開講され、数学や物理の基礎はもちろん、文系科目や語学、スポーツなどの授業を受講します。これらは視野の広い人材に育つための重要な授業です。また週に1~2度、林町の工学部キャンパスに通うことになります。工学部の講義は基礎的なものから始まります。

次に(2)2年生2学期から3年生1学期までですが、この時期は工学部の専門科目を主に勉強します。キャンパスも工学部の林町キャンパスのみでの受講となります。

さらに(3)3年生2学期から卒業まで、卒業研究を行うために研究室に配属されます。実際には4年生から本格的に研究を行います。研究室における研究は、世界で誰も行なったことのない研究ばかりですので、必ずしもうまくいくとは限りません。そのため、材料を変えたり装置を自作したりといった試行錯誤が繰り返されます。その中から良いデータが得られると、論文を書いたり学会で発表したりということになります。

Q: 部活動やサークルは活発でしょうか?
A: 文化系サークルや運動系サークルなど、数多くあります。また無ければ自分で作ることも可能です。香川大学の全学サークルは、こちらを参考にしてください。
工学部独自のサークルとしては、こちらを参考にしてください。

Q: キャンパスに食堂やお店はありますか?
A: 学生生活において、食堂や生協は、欠かせない存在となっています。これらは工学部のみならず、香川大学の全てのキャンパスに備わっています。工学部では、本館1階に食堂と生協ショップがあり、講義がある日にはほとんどオープンしています。
香川大学生協のホームページもごらんください。

Q: 工学部に運動場はありますか?
A: 工学部キャンパスはそれほど広くはありませんが、テニスコート、フットサル(ミニサッカー)コート、バスケットゴール等が設置されており、気分転換に身体を動かすことができます。とくにテニスコートは本格的なものです。

Q: 工学部周辺にはどんな施設がありますか?
A: 工学部キャンパスは、高松市林町の香川インテリジェントパーク内にあります。
ここには工学部以外にも企業の研究所やサンメッセ香川(大規模イベント会場)、県立図書館、香川頭脳化センタービル(銀行、郵便局などの一般サービスの他、発明協会のような産業向けサービスも入った施設)等が立ち並び、とても活発な地域です。また、コンビニの他複数のうどん店、レストラン(サンメッセ香川内)などもあります。
最近、このインテリジェントパーク内を東西に走る道路に、「サンシャイン通り」という愛称が付きました。
今後ますますにぎわってくるだろうと期待しています。
またインテリジェントパークのすぐ隣には高松市南部のショッピングエリアになっているレインボー通りがあり、たくさんの大型小売店、飲食店や総合病院(済生会病院)、スーパー、電気店、若者向けの店(レンタルショップ、カラオケ、ボーリング場、レジャー施設等)などがあります。レインボー通り以外にも国道11号線東バイパス、サンフラワー通りなどに多くの店舗があります。
これら工学部の周りは、最近の高松市の中でも最も発展を続けている地域ですので、大学の周りを散策して、ぜひおもしろい店を見つけてみてください。
周辺地図

Q: 工学部の近くでアルバイトはできますか?
A: 上記のように周辺に施設も多く、工学部近くでアルバイトをしている学生も多くいます。もちろん市の中心部の店舗等でアルバイトをしている学生もいます。 

Q: 寮はありますか?学生はどのあたりに住んでいますか?
A: 寮については、こちらをご覧下さい。
工学部の学生の場合、自宅からの通学が32%、寮が4%、アパートやマンション・下宿などが64%となっています。また34%の学生が寮への入寮を検討し、実際に5%の学生が入寮しています(平成23年度調査)。
工学部の学生の多くは、アパートなどを借りて住んでいますが、場所はまちまちです。高松市中心部にアパートを借りて住んでいる学生は、1、2年生時の幸町キャンパスでの開講授業に通うのに便利ですし、工学部の林町キャンパスに近いレインボー通りやサンフラワー通り、サンシャイン通り付近には学生向けアパートが次々と建てられています。
家賃については、工学部周辺の1DK物件の場合3~4万円台くらい。幸町キャンパス周辺の場合は市の中心に近い反面、古い物件もあるので家賃にはかなり幅があります。詳しくは大学生協などの不動産紹介サイトを調べてみて下さい。

Q: 幸町キャンパスから林町キャンパスに移るときに引越しは必要ですか?
A:  高松市は平らで坂がなく、自転車での移動が便利なので、引越しを避けるために両キャンパスの中間あたりに部屋を借りて両方のキャンパスに自転車で通う学生は多くいます。また、岡山県や、県内遠方に自宅があって、JR で通う学生は林町キャンパスでの生活が中心になったときに初めて部屋を借りるというケースもあります。入学時に部屋を借りた後、林町キャンパス中心の生活に変わるときに引っ越す学生もいます。それぞれ、考え方次第ですが、引越しをし避けることは問題なく可能です。なお、仮に引越したとしても、香川県ではいわゆる「礼金」や契約一時金をとらないアパートが多いので、それほど大きな費用はかかりません。不安な方は不動産紹介サイトなどで相場を研究してみられるとよいと思います。

Q: 香川県の物価はどうですか?
A: 総務省統計局による平成23年平均消費者物価地域差指数によりますと、「持家の帰属家賃を除く総合指数」において高松市98.7 (全国平均100、東京都区部106.3、大阪市101.0、神戸市101.9、岡山市100.4)、「食料」において高松市98.1 (全国平均100、東京都区部106.0、大阪市100.6、神戸市102.7、岡山市100.1)となっています。これらの数値は四国の他の県庁所在地3都市と比較しても低い値になっています。

Q: 学生は工学部までどうやって通っているのでしょうか?
A: 工学部は高松市林町にあります。(住所は、高松市林町2217-20です。)
多くの学生は自転車、バイク、自動車などで通っています。特に多いのは自転車です。高松は坂がなくどこに行くにも自転車が便利です。駅から高松市のレンタサイクル(6時間 100円、24時間200円、3か月5,500円)を利用している学生もいます。また自家用車で通いたい場合、駐車場の利用申請をしていただく必要がありますが、駐車場は十分備えており、利用申請はおおむね認められます(平成24年度許可数242名 内訳:学部生148名、大学院生94名)。
公共交通機関を利用する場合、ことでん太田駅からのバスが便利です。
香川大学の学生の三分の一は岡山県出身です。工学部にも大勢の岡山県出身者が在籍しており、その中には毎日岡山からJR瀬戸大橋線で通学している学生もいます。
詳しくは、アクセス案内のページを参照してください。

Q: 工学部の学生はどのくらいアルバイトをしているのでしょうか?
A: 香川大学の73%がアルバイトを行っており、工学部の学生も同様です。主に飲食店の店員や家庭教師・塾教師等の職種が多く、アルバイトをしている学生のうち6割は週10時間未満です(平成23年度調査)。
学生の本分はもちろん勉学ですが、大学生としてアルバイトをすることは大切です。もちろん学費や生活費を稼ぐためには無くてはならないものですが、友人や知人を増やし、自分の夢を実現させ、社会性を身につけるといった意味もあります。特に学生のうちしかできない旅行などを目標にすることは、奨励します。
ただし、勉強をおろそかにしてまでアルバイトを行うのは、本末転倒です。アルバイト中心の生活になってしまい、留年などにつながらないよう、注意してください。

Q: 奨学金や特待生の制度はありますか?
A: はい、各種の奨学生や特待生の制度があります。奨学生は、国や地方自治体が行っているもの、財団や企業が行っているもの、香川大学独自のものなどがあります。学内の掲示や学務係などにお尋ね下さい。
奨学金について
特待生(授業料免除制度)について

Q: 家が関西ですが帰省がたいへんそうです。
A: 意外と知られていないのが、関西地区からの近さです。工学部の近くに高速バスターミナルがあり、ここから大阪なんばへは一日48往復で片道約3時間~3.5時間、学割往復6,080円、神戸三宮へは27往復、約2時間20分、学割往復5,760円です。JR(高松~岡山間快速マリンライナーと新幹線の乗り継ぎ)の場合、費用は少しかかりますが高松駅から新大阪駅まで乗り換えを含めて2時間15分程度です。またフェリーを使って神戸まで片道1,800円(4時間)で帰省している学生もいます。

(3)進路について

Q: 就職活動はいつから始めるとよいですか?
A: 就職活動が全般的に以前より前倒しとなっており、問題化している面があります。このため、今後状況が変わるかもしれませんが、2012年末現在の状況でお答えします。一般的に、学生が企業と就職目的で接触するという意味での「就職活動」は3年生の12月に解禁になります。また推薦での就職活動は4年生になってからです。
しかし、1、2年生の早い時期から、新聞等をよく読んで社会について知り、就職希望先を考えるという意味での就職活動(企業研究)はいくら早く始めても早すぎるということはありません。どんな企業があるのか、よく調べておきましょう。
また、工学分野は先端的で学ぶことが多いため、学部教育だけでは十分ではありません。このため多くの学生は大学院への進学を希望します。進学した場合、大学院の1年生の後半からが、本格的な就職活動になります。
工学部の学生向けに作られた就職活動案内も参考としてご覧下さい。

 

Q: 香川大学工学部は伝統がないので就職に不利だという噂を耳にしました。本当でしょうか?
A:  香川大学工学部は最初の学部卒業生が2002年3月に出た、国立大学法人の中では最も新しい工学部です。このため、伝統がないと言われることもありますが、既に最初の卒業生が出てから10年経っています。また、新しいということはメリットでもあります。具体的には以下のようなことが言えます。

(1) 卒業生に大手企業の管理職以上の人材はまだ少ないでしょう。これは仕方のないことですが、ではそれが就職に不利ということにつながるかというとそうでもありません。企業が採用するのは大学ではなく個人です。古い大学出身であろうが、新しい大学の出身であろうが、企業の役に立つ人材であれば採用するというのが、当然のことながら企業の人事の考え方です。香川大学工学部の卒業生も、もちろん多くの企業で活躍しています。主な就職先一覧卒業生の紹介などもご覧ください。

(2) 新しい工学部であるため、別の項目でも述べたように企業等経験のある教員がたくさんいます。これにより就職指導にもよい効果があります。

(3) 新しい工学部であるため、伝統に縛られず、新しい教育カリキュラムを導入しやすい環境にあります。例えば、工学部創設時から「文理融合」をキーワードに当時としては最先端の考え方で技術と社会の関係をさまざまな切り口で論じる科目を導入しています。

Q: 就職先は地元中心ですか?
A: いいえ、就職先は全国に及んでいます。こちらをごらん下さい。


Q: 他大学の大学院には進学できますか?
A: 事例は少なくありません。こちらをごらん下さい。

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