ドイツ・ラインマイン大学への留学体験記

留学先 ドイツ・ラインマイン大学

濱田 和哉

 

みなさん初めまして。香川大学法学部の濱田和哉です。私は大学3回生の1年間、香川大学の協定校であるドイツのラインマイン大学に留学をしていました。この度、留学について書く機会を頂きましたので、ここでは留学とはどういうものなのか、自分の体験談や写真などを用いながら紹介していきたいと思います。

留学の1つ目の特徴は「海外の大学で勉強ができる」ということです。私はラインマイン大学の経済学部で経済や社会政策、歴史や地理などの幅広い分野を英語とドイツ語で勉強しました。ドイツの大学では日本の大学のようにただ座って授業を聞いていればいいというわけではなく、みんなで話し合ったり、プレゼンテーションをしたりと積極的な授業への参加が必要でした。母国語以外の言語で学ぶということは決して簡単なことではありませんでしたが、ドイツ語で難民問題についてプレゼンテーションをしたことや、英語で他の学生と経済政策について話し合ったことはとても貴重な経験でした。  

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また専門的な勉強だけでなく、日本語の授業にも参加させてもらいました。ドイツの学生が日本語の勉強をしている横で、私は先生の説明するドイツ語を聞きながらリスニングの勉強をしていました。またそこで知り合ったドイツの学生とお互いに日本語とドイツ語を教えあったりもしました。海外の大学でしか経験できないようなキャンパスライフを送ることができ、とてもいい経験でした。

 しかしながら勉強だけが留学ではありません。大学には世界中から留学生がきており、たくさんの友達ができますし、その友達たちとご飯に行ったり、どこかに出かけたりということも留学の1つの魅力ではないかと思います。

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また旅行も大きな魅力の1つです。私は大学の長期休みには、国内外問わず多くの場所へ足を運び、世界遺産やその国ならではの食文化や雰囲気を楽しんできました。違う国なのに同じ通貨が使えた時はとても感動したのを覚えています。「友達」や「旅行」というのも留学の大きな特徴です。

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そして最後の特徴は「海外での長期生活」を経験できるということです。留学は旅行と違い長期的にその国に滞在するので、より文化や宗教、その国ならではの慣習を知ることができます。

例えばドイツではクリスマスが有名で、11月の終わりからクリスマスマーケットが開かれてにぎやかになります。お正月には私はドイツ人の友達の家に招待をしてもらって、その家族と伝統的なお祝いをしました。こういった行事のみならず、スーパーへの買い物や散髪、銀行や市役所での手続きのような普通のことですらも海外では特別な経験になります。これも旅行ではなく、留学だからこその特徴ではないかと思います。

留学は人と比べる必要はありません。自分が帰国したときに「楽しかった!行ってよかった!」と思うことができればそれは最高の留学だと思います。留学に興味のある皆さんは自分自身で留学の敷居を高くしてしまわずに、ぜひ海外へ足を運んでみてください。きっと素晴らしい経験ができることでしょう。

香川大学には世界中に協定校があり、奨学金も充実しています。興味のある人は調べてみてください。

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