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情報システム・セキュリティコース

1.教育理念

ネットワークの急速な発展により、世界中の情報システムは相互に接続されることでグローバル化しており、速く正しく動作し、使いやすく、かつサイバー攻撃への耐性など高いセキュリティを持つ情報システムが求められている。本コースでは、このような要求に応えるために、グローバルなネットワークを利用するクラウドやビッグデータなどを対象とする「情報システム技術」、高い信頼性や安全性を確保する「セキュリティ技術」、利用者の立場で情報システムを設計できる「ヒューマンインタフェース技術」を身につけ、地域、日本、世界からの情報システム・セキュリティのニーズに対応した情報システム設計ができる人材を養成する。

2.コースの説明

情報システム・セキュリティコースでは、上記の教育理念の下、大胆な構想力や緻密な設計力を培い、高い専門性と実践力をもった次世代の情報システム・セキュリティ技術者を養成するための専門教育に重点を置く。そのため、創造工学部のディプロマ・ポリシーに加え、次項で説明する学習到達目標(コースディプロマ・ポリシー)を定めている。

3.学習到達目標(コースディプロマ・ポリシー)

情報システム・セキュリティコースでは、教育理念・教育方針に従って、以下の学習到達目標の下にカリキュラムを編成する。

言語運用能力 ①英文の読解、および英語による口頭コミュニケーションが少なくともできる程度の国際的コミュニケーション能力を身につける。
知識・理解 ②当該分野で必要な数理的基礎能力として、論理と集合論、確率統計の基礎的な事項を説明できる。
問題解決能力・課題解決能力 ③講義で学んだ内容を、与えられた課題を通じて実践的に理解する。課題の解決方法を示し、また解決方法を評価することや実際に問題を解決できる。
④身に付けた知識をもとに、当該分野・他分野を専門とする者とのチームで、計画的に調査、問題分析、コミュニケーション等の活動を行って課題を解決し、その成果をまとめるとともに、わかりやすく発表できる能力を身につける。
倫理観・社会的責任 ⑤情報技術者が社会において果たす役割・責任と情報セキュリティに関する責任について説明できる。
⑥幅広い国際的な視野を持ち、技術が及ぼす影響について公衆の健康・安全、文化、経済、産業、環境、福祉、倫理、社会等の諸問題を踏まえた多面的な議論ができるようにする。
情報システム・セキュリティの実践力 ⑦計算機の基本的な構成と動作する仕組みについて説明できる。