JICA日墨戦略的グルーバル・パートナーシップ研修「起業とイノベーション・エコシステム形成」（創造工学部教授　平見尚隆　採択）において、令和５年5月８日から10月末までの６か月間、本学にてメキシコ人研修生６名を受け入れしています。研修生は創造工学部造形・メディアデザインコースの平見研究室に所属し、学内研修だけではなく、県内外での研修も精力的に行う予定です。

　研修生たちは、5月24日(水)に筧学長へ表敬訪問を行いました。
　筧学長から、研修テーマの一つである庵治石の活用に関連して、庵治石を使った「さぬき庵治石硝子」と呼ばれる工芸作品の紹介がありました。また、メキシコに希少糖工場が完成して稼働中であることについての説明をしていただきました。メキシコ工場で生産している希少糖のテイスティングを皆で行い、研修生から、健康に気遣う人々にとっては朗報だという感想が述べられました。

　表敬訪問には、JICA四国　深澤晋作　課長も臨席され、この事業が日本とメキシコの相互で行われており、香川大学からメキシコへ派遣するプログラムもあるという説明をいただきました。今後の日本とメキシコの活発な交流が期待されます。