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香川大学は、平成20年度より文部科学省科学技術振興調整費「地域再生人材創出拠点の形成」事業に採択され、香川県と徳島文理大学香川薬学部と連携して、「21世紀源内ものづくり塾」という人材育成プログラムを開設することになりました。
平賀源内を輩出した香川には、オンリーワン、ナンバーワンと言われるものづくり企業が少なくありません。しかし、今日のグローバル競争を勝ち抜くためには、自らのコア技術を生かしながら、付加価値向上を目指し継続的に取り組む必要があります。そのような中で、本学では、平成17年4月に「微細構造デバイス統合研究センター」を設置し、マイクロ・ナノ技術と言われる先端分野の微細加工技術の研究開発に取り組んできました。その中で、マンツーマン方式による実践的な人材育成も実施しており、源内塾では、このようなノウハウをベースに先端分野におけるものづくりについて体系的に講義・実習を行い、その上で、塾生自らが抱える課題解決に向けた研究にもチャレンジしていただき、これを専任スタッフを中心にした教授陣がきめ細かくサポートするよう計画しています。
そして、育成した塾生による人的ネットワークを香川地域で構築することにより、地域全体の技術力向上や個別企業での研究開発と人材育成の好循環形成をはかり、地域産業の振興に貢献したいと考えています。
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塾長 三原 豊 |
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研究開発と人材育成の好循環の形成を目指して |
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