2010年11月24日

留学生のための就職支援ガイダンス

経済産業省委託事業「アジア人財資金構想」高度実践留学生育成事業
留学生のための就職支援ガイダンス

平成22年11月24日(水)、研究者交流スペース(研究交流棟5階)にて、「留学生のための就職支援ガイダンス」を開催しました。飯田副オフィス長の開会あいさつの後、鎌長製衡株式会社・総務部の小国課長によるご講演「会社概況と採用状況について」を行いました。鎌長製衡様は平成22年度に初めて外国人留学生を採用されましたが、その経緯や理由などをお話し下さった後、事業概要と最新の採用情報を説明してくださいました。続いて、日本での就職活動を経験した留学生と日本人学生によるパネルディスカッション「今伝えたい!私たちの“就活”」を行いました。県内企業に内定しているアジア人財資金構想三期生(平成21年度生)と来春卒業予定の留学生(県内企業に内定)の他、県内企業で活躍する元留学生(二期生(平成20年度生))、そして、来春卒業予定の日本人学生、計4名の学生と社会人によるディスカッションです。ディスカッションのコーディネートを、香川大学キャリア支援センターの杉本副センター長にお願いしました。日本での就職活動のスケジュールや特徴、“就活”の準備や難しさの他、“就活”を通して成長した自分など、実際の体験にもとづく話をしてもらいました。会場の留学生からは、大学での勉強と就職活動の両立や日本語の問題、東京や大阪での活動にかかる費用などに関する質問が出されました。
大学生の内定率の下落がニュースになる一方で、留学生を積極的に採用しようという日本企業が増えています。留学生には、「日本企業・日系企業で働きたい」という夢をかなえてもらいたいものです。