2010年10月06日

国際研究支援センター研究会シリーズ 第1回

ケアの現場における国際協働に向けて:移民介護労働の日仏比較

香川大学インターナショナルオフィス 国際研究支援センターでは、香川大学における国際的な研究活動の推進のため、研究会シリーズを開催します。研究会は、国際的な研究を実施している/実施を希望している方々の報告を聞き、参加者の間で活発な議論を展開するとともに、それぞれの研究の発展へとつなげることを目標としています。
第1回として、近年、日本をはじめ多くの国々で関心が高まっている少子高齢化社会のありかたをテーマとして取り上げます。少子高齢化が進む国では移民労働者が実際の介護に従事する傾向が強まってきています。今回は、その介護の現場で働く移民のケースとして、日本のフィリピン人ならびにフランスのアフリカ系移民について研究している方々が報告します。オープンな研究会ですので、皆様お気軽にご参集ください。

日時:10月6日(水)14:40~16:15
場所:幸町キャンパス 遠隔教育調査研究室(教育学部2号館2階)
医学部キャンパス 旧学長室
工学部キャンパス 広報メディアセンター
農学部キャンパス DS302
(テレビ会議システムを使って開催予定)

プログラム

14:40 研究会の趣旨説明(国際研究支援センター長 村山聡)
14:50 報告1「日本の介護施設への外国人看護師・介護士受け入れの問題点と課題:フィリピン側の視点から」(インターナショナルオフィス 講師 細田尚美)
15:20 報告2「フランスにおける介護・家事労働と移民女性の職業訓練:パリ市内・社会編入支援団体の事例から」(経済学部 准教授 園部裕子)
15:50 総合討論
16:10 閉会の言葉

※本研究会は参加無料、事前予約不要です。
問い合わせ先:
インターナショナルオフィス 細田
国際グループ 宮下/野田