2012年01月31日  その他

法学部の出来事 2012年1月31日(火)

この日の「消費者生活と法」の講義では、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)四国支所長の吉田敏昭氏にお越しいただきました。

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テーマは、「製品事故の現状」というもので、製品事故に対する原因や事故防止のためにどうしたらいいかなどについてご講義いただきました。
カセットこんろ、ガスこんろグリル、回転しない扇風機、石油ストーブ等の事故、そして、電子レンジの加熱による突沸事故の映像を映し出していただきましたので、事故の怖さが伝わりました。

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レジュメもたいへん色鮮やかでわかりやすかったので、理解が深まりました。 製品事故の原因は、一般的に、消費者の誤った取扱いや不注意に求められる場合が多いようです。 また、長期間使用による経年変化が原因となって事故が発生する場合もあるので、石油給湯機や扇風機、エアコン等の特定の品目に関して、平成21年から「長期使用製品安全点検・表示制度」がスタートしました。
みなさんも、製品を正しく使うとともに、特定の品目については、長期使用には注意をしましょう。

今回の講義では、身近に潜む製品事故の原因を知り、事故防止の対策について学びました。この日得た知識は、社会に出てからもきっと役立つことでしょう。