2011年12月06日  その他

講義「消費者生活と法」でゲストスピーカーによる講演を開催(2011年12月・樋口和彦氏/清水季子氏)

この日は「消費者生活と法」の講義で、2名のゲストスピーカーに来ていただき、講演が行われました。

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まずは、香川県総務部県民活動・男女共同参画課県民生活グループの樋口和幸氏により、「香川県消費者行政活性化事業」をご紹介いただきました。
樋口氏からは、香川県の消費者行政活性化への具体的な取り組みについて、パワーポイント上で写真を交えてご紹介いただきました。
また、香川県では消費者啓発キャンペーンを実施しています。ご関心のある方は、下記のウェブサイトをぜひご覧ください。
香川県消費者啓発キャンペーン」「消費者トラブル相談室

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続いての講師は、日本銀行高松支店で支店長を務めておられる清水季子氏です。同氏は日銀初の女性支店長であり、過去に日銀高松支店長経験者で2名の総裁が誕生していることから、新聞報道でも取り上げられた今後のご活躍が期待される方です。
テーマは、「成長を創り出すための課題―『香川モデル』恵まれた素材を活かし自律的に成長する地域経済―」というものです。


世界の金融危機とそれからの日本経済の影響等を詳細にデータの裏付けから説明してくださり、香川経済の長所や香川の成長モデル・成長の可能性をご教示いただきました。香川県には宝がたくさんあるので、世界にもっともっと情報発信していくと、無限の成長の可能性があり、その成長の可能性のある分野に、香川大学が人材を育成・供給していくと、地域経済がさらに活性化し、香川大学が地域社会に貢献することにもつながるという示唆を受けました。

「消費者生活と法」の講義では、このように現実の社会や経済と密接に関係したテーマで、今後もゲストスピーカーを招いての講演が企画されています。学生の皆さんは、このような機会を利用して理論だけでなく実践的な視点も養ってください。