2011年12月13日  その他

講義「消費者生活と法」にてゲストスピーカーによる講演を開催(2011年12月・小塚照夫氏)

この日は「消費者生活と法」の講義で、社団法人日本損害保険協会四国支部副長の小塚照夫氏にお越しいただき、講演が行われました。

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テーマは、「大学での活動における危機管理について―身のまわりの危険について考える―」というもので、次の3つのポイントを中心に、クイズ形式も取り入れてわかりやすくご講義してくださいました。

1つ目のポイントは、学生が大学において行う活動(大学祭、サークル活動、授業への出席等々)は、意識しませんが、さまざまなリスクにさらされていることに気付きました。これらのリスクに対処するため各種の保険が用意されているということを学びました。

2つ目のポイントは、香川県内の自転車事故に関する意識調査の結果をご説明していただきました。香川県は、人口1万人あたりの自転車事故発生件数も、交通事故発生件数も、2011年10月末現在で全国ワースト1位となっており、深刻な状況にあるということを学びました。

最後に、裁判によることなく法的なトラブルを解決する方法の一種である裁判外紛争解決手続、いわゆるADRについて学びました。日本損害保険協会内に設置された「そんぽADRセンター」(損害保険紛争解決サポートセンター)では、苦情解決手続や紛争解決手続が用意されています。

今回の講義では、このような3つの視点から大学生活における危機管理と対処の方法について学びました。