2023年03月09日  教育研究

令和5年4月から「法曹プログラム」が始まります

香川大学法学部では、法曹(裁判官・検察官・弁護士)になりたいという明確な目的意識を持つ学生のために、2023年度より新たに「法曹プログラム」を開始します。

この法曹プログラムは、早期卒業制度を活用し学部で3年、法科大学院で2年勉強することにより、従来は入学後最短でも6年必要だった司法試験までの期間を、最短5年にすることを可能にします。そのことにより、経済的な負担の軽減も期待できます。

法曹プログラムでは連携法科大学院の「法学既修者コース」の教育課程と一貫的に接続し、段階的かつ体系的な教育課程を編成しています。

例えば、連携法科大学院との円滑な接続を図るために、演習形式の科目(法文書作成I・II、発展的公法・民事法・刑事法)を必修科目としており、法律基本科目の基礎的な知識を得た後で、少人数の演習形式の科目を学ぶことで、段階的かつ体系的な学修を可能にします。

併せて、連携法科大学院の教員が行う授業を体験する機会も設けています。

なお、優秀な成績を収めると、香川大学法学部が連携協定を結んでいる、大阪大学法科大学院、岡山大学法科大学院、広島大学法科大学院に進学する途も開けています。

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※4月から法曹プログラムに参加する学生、また、3年次から法曹プログラムへの参加を希望している学生は、1年次と2年次の法曹プログラムの必修科目を忘れず履修しましょう。

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