学生が在学中に、企業等において自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験(いわゆる「インターンシップ」)を行うことにより、学習意欲の喚起、自立心・責任感や高い職業意識の育成を目的として実施する。
以下のように、正規の授業科目として単位認定を行う。
授業科目名 | 単位数 | 配当年次 | 必修・選択 |
工学実務 | 2単位 | 3年次 | 選択 |
海外工学実務Ⅰ | 4単位 | 3年次 | 選択 |
海外工学実務Ⅱ※ | 2単位 | 3年次 | 選択 |
※海外工学実務Ⅱは、派遣期間が8週間以上となる場合に海外工学実務Ⅰに加えて成績認定されるため、単独での履修はできないので注意すること。
○内容
国内外の企業及び公共機関等の実際の業務を体験し、工学の意味や役割を理解する。実習は、自らの専攻、将来のキャリアに関連した機関を選択し、主に夏季休業期間中に実施する。実習終了後は、レポートを提出する。効果的な実習になるよう事前指導を行うほか、実施報告会を開催し、事後指導を行う。
○実施計画
概要は、以下のとおりである。詳細については、別途掲示等により周知する。
(1)時期・期間
・第3年次の夏季休業期間(主に8~9月)
※国外については、実習先の都合等により夏季休業期間以外の時期になることもある。
・実習期間は2週間(実働10日間)以上とする。
※国外については、約3~4ヶ月
(2)実習先の決定
・国内については、毎年6~7月頃に実習企業等のリストを公表し、実習希望者の募集を行う。実習先は、7月頃に決定される。自らインターネット等で実習企業等を探しても良い。ただし必ず結果を届けなければならない。
・国外については、実施前年度の12~1月頃に公募を行い、学業成績、英語等の国際コミュニケーション能力について審査し、派遣候補者が決定される。
○実践型インターンシップとは
企業で実際に問題となっている課題に対して、参加する学生が大学で学んだ知識を活かし、担当教員のサポートを得ながら、企業と一緒になって問題解決に取り組むという新しいスタイルのインターンシップです。実社会の場で「実績を創る」ことができ、かけがえのない経験となります。
○受け入れ先企業
実践型インターンシップは企業の課題と学生の専門性を担当教員及びコーディネータがマッチングさせて実施するものなので、現在のところ企業数には限りがありますが、今後引き続き開拓していく予定です。これまでに実績のある企業は、丸善工業、島乃香、ネッツトヨタ高松、四国電子などがあります。
○実施計画
(1)対象年次
一般的には、就職など自分の進路を真剣に考え始める3年生が対象になります。しかし近年では、2年生から参加できる企業も増えています。
(2)時期・方法
一般的には2・3月、8・9月といった長期休暇に合わせて実施されます。
企業側から提示される課題に応じて学内のコーディネーターが課題に最適な担当教員との間で学生のマッチングを行いますので、キャリア支援センターまでお問い合わせください。 実践型インターンシップハンドブック(PDF:6963KB)
キャリア支援センターホームページ