知能機械システム工学科・知能機械システム工学専攻とは

現在、我々の生活の中では、様々な働きをする機械が活躍しています。工場で自動車や電子機器を作るロボット などがその例です。これからの社会では、このように「生産を支援」することにより人間を助けてくれる機械だけではなく、今後の高齢化社会 に対応して、運動機能に障害を持った高齢者の生活を支える支援機器、危険な場所で作業を支援する作業ロボット、また医療やバイオ分野で小さな細胞を操り精密な作業を行うマイクロデバイスなどが必要となります。このように、我々の生活に密着した「生活を支援」する機械システムの研究も大切になってきます。知能機械と言うとすぐにロボットを思い浮かべますが、知能機械システム工学科・専攻は、このような高度で多様な知能化機器やキーデバイスの研究開発を行います。それを実現するために、機械技術だけでなく、センシング技術、制御技術、電気・電子・情報技術を統合したメカトロニクス技術を研究します。
また、知能機械システム工学科・専攻では、教育・研究のための組織を積極的に組織し、効果的な教育・研究の遂行につとめています。

人間支援ロボティクス分野

生活・医療・福祉・交通等における安心・安全で快適な環境を提供するための人間支援技術、また、宇宙・深海などの人が立ち入れない環境で活躍するロボットの開発を進めています。
これらの研究開発を通して、人間支援ロボティクスについて学びます。

【研究開発の例】
○人間と協調するロボット
宇宙・海洋・原子炉など、人間が直接立ち入ることができない極限環境で、作業を行うマニピュレータ。

知能機械システム工学科・人間支援ロボティクス分野

バイオメディカルエンジニアリング分野

バイオ分野ならびに医療分野における計測および制御技術を提供するために、材料開発、半導体微細プロセス技術に、シミュレ-ション技術や材料評価技術を融合した高度ものづくり技術の研究開発を進めています。

【研究開発の例】
○知能機械を実現する材料造形
DNAを摘み上げるためにマイクロマシーニング技術で開発したDNAナノピンセット。
実際にDNAを再現性よく摘み上げることに世界で始めて成功しました。

知能機械システム工学科・マイクロメカニクスコース

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