2014年09月16日  研究

白木教授が平成26年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました

電子・情報工学科の白木渡教授(香川大学危機管理研究センター長)が、平成26年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。防災功労者内閣総理大臣表彰は、「『防災の日』及び『防災週間』について」に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰されるもので、今年度は4個人と36団体が表彰されました。

白木教授は、信頼性工学の第一人者として、社会基盤施設・設備の信頼性設計の推進(ハードウエア対応)、災害発生時の避難誘導対策の強化(ソフトウエア対応)、防災・危機管理の人材育成(ヒューマンウエア対応)という三位一体対応の重要性を提唱し、学会活動等を通して防災・危機管理の教育研究の普及、地域貢献活動において優れた成果を残していること、また、学会や各種団体の要職を歴任するなど学会に対しても多大な貢献をしていること、さらに平成20年4月、香川大学危機管理研究センターの設立とともに初代センター長に就任し、国、県、市町の行政機関、学校、地域コミュニティと連携して地域防災力向上に多大な貢献をしたことなどが評価され、今回の受賞となりました。

授賞式は、平成26年9月10日、総理大臣官邸において行われ、受賞者に対し安倍総理から「本日の表彰を契機として、それぞれの分野において益々御活躍され、各種の取組がより一層進展することを期待いたします。」と挨拶が述べられました。

首相官邸ホームページ(平成26年防災功労者内閣総理大臣表彰)

香川大学危機管理研究センターホームページ

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授賞式の様子

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受賞者を代表し謝辞を述べられる濱田氏(アジア防災センター長)

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記念撮影(前列右から2番目が白木教授)