2018年05月11日  研究

白木渡特任教授、井面仁志教授、髙橋亨輔講師が文部科学大臣表彰科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞しました。

四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構の白木渡特任教授、創造工学部の井面仁志教授、髙橋亨輔講師が平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞しました。

文部科学省では、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術の水準の向上に寄与することを目的として、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を「科学技術分野の文部科学大臣表彰」として顕彰しています。「科学技術賞(科学技術振興部門)」は、科学技術の振興に寄与する活動を行った者が対象です。 表彰式は、平成30年4月17日(火)に行われました。
詳しくは文部科学省のホームページをご覧ください。

受賞業績名「危機管理教育における災害対応力訓練シミュレータ技術の振興」
従来の防災教育は、知識や技術の習得を目的とするものが多く、習得した知識や技術の活用を目的とした教育はほとんど実施されていなかったが、白木特任教授、井面教授、髙橋講師らの活動は、災害時の危機的な状況下で、訓練体験者が適切な状況判断と意思決定を行い、その結果を行動に移すという、災害時の一連の行動を体感可能な訓練シミュレータを開発した。また、それらを用いた災害時対応訓練を広く受講可能なように一般公開し、定期的に訓練を実施することで、防災コンピテンシーの高い人材を育成し、学校や地域の災害対応力を向上させることに寄与していることが評価された。

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表彰式の様子(左から髙橋亨輔講師、白木渡特任教授)

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左から井面仁志教授、白木渡特任教授、髙橋亨輔講師