2011年10月03日  研究  その他

漢陽大学で共同ワークショップを開催しました

平成23年9月29日から10月2日の4日間、3名の教員と学生が韓国の漢陽大学を訪問しました。9月30日にはワークショップが開催され、香川大学からは学生2名が、荒川研究室の研究紹介を行い、PSOの改良版の説明とACOの新しい使い方について、また領域遺伝型遺伝的アルゴリズム、多目的領域遺伝型遺伝的アルゴリズム、RBFネットワークを近似器とした逐次多目的近似最適化及びデータ包絡分析法を用いた多目的データの視覚化が発表されました。漢陽大学からは、スピンアウト会社を通じて開発・販売しているPianoという統合最適化ソフトウエアの事例紹介として、自動車への適用、熱の放射問題への適用、LCDのボタンへの適用の紹介があり、Dong-Hoon Choi教授から、打ち抜き塑性加工の制御問題、鋳型への注入問題といった、現在最も難しいと言われている応用事例の紹介がありました。10月1日と2日は、今後の研究とその協力について議論をおこないました。

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ワークショップの様子

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Dong-Hoon Choi教授による講演の様子