香川大学工学部及び大学院工学研究科は、２００７年７月１６日に中華人民共和国長春理工大学工科系学院と学術交流協定を締結しました。
長春理工大学（旧　長春光学精密機械学院）は、１９５８年に設立された中国有数の総合大学であり、１０の学院があります。学部の専門分野は３６、修士・博士の専門分野は２７あります。学生総数１９,３４２人（学部生約１６,７７１人、大学院生約２,５７１人）、１０カ国から留学生を受け入れ、国際的にも開かれた大学であり、４０以上の外国の大学および研究機関と学術交流を行っています。昨年度の中国大学ランキングは６３位で、光学設計・レーザ通信方面において、清華大学と南開大学につぎ、３位でありました。
本学部と長春理工大学とは、関連教員らが１０年以上の間学術交流を行っており、IEEE ICMA ２００７ 国際会議を共催します。また、これまで長春理工大学から推薦された５名の学生を大学院工学研究科研究生として受け入れています。
本交流協定締結により、本学部・工学研究科と長春理工大学工科系学院は、より一層広い分野での国際共同研究の展開、教員、学生の受け入れ・派遣を行うことが可能となります。さらに、近い将来、文科系を含める全学レベルの交流をも視野に入れて、緊密で活発な交流が期待されるところです。