HomeAbout us

医工情報領域融合による新産業創出拠点

sample

平 成21年度JST補正予算により、香川大学医学部・工学部キャンパスに、約6億8千万円の機器設置と約4千万円の改修工事を行い、医工情報融合による新産業創出拠点が設立された。
本拠点は香川県・香川経済同友会と香川大学が中心となり、医工情報融合による新産業創出のための研究を実行するために整備されたものである。

拠点の目的  >拠点概要  >全国の拠点  >事業について

拠点の概要

○医工連携に関わる研究・開発をシームレスに行える体制を構築する。一体化された拠点施設としての整備が不可能となることから、工学研究→機器開発→企業との共同研究→臨床研究→商品開発等の成果創出の流れについては、工学部エリア内及び医学部エリア内での研究成果の完結後に、随時臨床研究の場に持ち込むというスタイルにより、実施する。

○上記研究エリア内で基礎から応用、開発研究を実施するため、主に医学部内でのスペースについては施設の改造を行う。また、本補正予算の趣旨に沿って、研究実施エリア内の一部で、企業と積極的に共同研究を実施する。また、本拠点の施設内に於いて、拠点運営にかかる経費等の確保のため、機器の外部解放その他、本補助金の趣旨に該当する範囲内で事業を実施する。

コンセプト

香川県と香川大学の強みであるデバイス技術に、臨床研究・バイオ研究と広域医療ネットワークとしてすでに稼働している「かがわ遠隔ネットワーク」を組み合わせて、医工情報連携による新しい技術開発を実施する。
そのため、知的触発を促す医療・工学・上方領域研究者の異分野交流を拠点にて行わせ、新しいイノベーションを創出させる。それぞれの分野の研究者は産学連携のエキスパートでもあり、当該拠点にて異分野交流を行うことで、参画する企業においてもより新しい技術開発に携わるチャンスが拡大する。
研究においては、創造工学部、医学部および農学部がタッグを組むことにより、基礎開発から臨床応用まで直結させた実用化モデルの確立と展開が可能となる。
バイオ・医療関係研究に関しては、香川大学医学部キャンパスにある動物実験施設、放射線実験施設等とも協力して、企業においてもこれら施設を活用できるような制度を構築する。
新しく開発された画像診断情報などを、いち早く医療ITに対応出来る革新的体制の構築がなされる。
より出口に近い研究成果が生まれてきた場合には、バーチャルな企業のコンソーシアムを創出させ、県の研究開発等の支援ファンドや、研究組合法などスキームを活用して、香川発の研究・開発・商品化のモデルとなるよう、積極的に支援する。

ページトップへ

MENU

Design by Megapx  Template by s-hoshino.com
Copyright (C) Life-Science Products Development Project in Kagawa. All Rights Reserved.