2011年06月28日  研究

掛川教授が(株)イーエスティージャパンと共同開発した化粧品が発売されました

材料創造工学科の掛川寿夫教授が、企業と共同開発した化粧品が6月20日に発売開始されました。
掛川教授は、生薬甘草に含まれるILG(イソリクイリチゲニン)という低分子の有機化合物に、抗アレルギー作用、抗酸化作用、抗炎症作用、血小板凝集抑制作用、ヒアルロン酸分解酵素抑制作用等のアンチエイジングにとって有用な生理活性のあることを発見し、このILGを化粧品に活用するための研究を(株)イーエスティージャパンと共に続けてきました。
不溶性のILGは、水溶性美容液基剤に混ぜようとすると沈殿するという欠点がありましたが、研究を重ね、トコフェロール(ビタミンE)を用いて溶解及び均一分散化する方法を開発しました。
ILGが配合された化粧品は世界初で、その効果が期待されています。

商品についての詳しいご案内は、(株)イーエスティージャパンのホームページからご覧いただけます。


◆平成23年4月28日の香川大学定例記者会見にて発表しました。
会見の様子はこちらからご覧いただけます。

◆新聞などで報道されました。

・平成23年5月18日付け朝日新聞(第28面)に掲載されました。
オンライン記事をこちらからご覧いただけます。

・平成23年5月31日付け山陽新聞(第24面)に掲載されました。
オンライン記事をこちらからご覧いただけます。

・平成23年6月19日付毎日新聞(第21面)に掲載されました。
オンライン記事をこちらからご覧いただけます。

・平成23年5月31日放送のNHK「おはようかがわ」にて紹介されました。