2014年07月08日  研究

第70回電気学術振興賞 論文賞を受賞しました

工学部と微細構造デバイス統合研究センター併任の鈴木孝明准教授、寺尾京平准教授、高尾英邦教授、下川房男教授、大平文和名誉教授が、電気学会第70回電気学術振興賞を受賞しました。電気学会は、1888年に創設された電気分野の学者・技術者約2万3000人で構成される全国規模の学術法人であり、本賞は学会論文誌に発表された優秀な論文に贈られます。

受賞論文「MEMS技術を利用した高速DNAファイバ解析デバイスの開発」は、遺伝子解析を用いたガンなどの病理診断を従来の5倍以上のスピードで高速診断するマイクロデバイスとして注目されています。また、デバイス製作では、ウシオ電機株式会社に技術開示した露光技術や、株式会社レクザムの超臨界洗浄乾燥技術を用いるなど、産学連携による研究開発にも積極的に取り組んでいます。本受賞に際し、電気学会からは、受賞者育成と分野発展への貢献に対して、学長と工学部長に感謝状が授与されました。

記念撮影(左から、寺尾准教授、高尾教授、下川教授、鈴木准教授、中西工学部長)
記念撮影(左から、寺尾准教授、高尾教授、下川教授、鈴木准教授、中西工学部長)