オープンシステム技術交流グループ研究会 (2004.11.26)

オープンシステム技術交流グループ研究会
日 時: 平成16年11月26日(金) 13:20~
場 所: 香川大学地域開発共同研究センター3階セミナー室(工学部林町キャンパス内)
グループリーダー: 増田眞一(シーマイクロ)
13:10-13:20 受け付け

 

13:20-13:30 「PostgreSQLセミナー2004 in 四国」開催のご挨拶
地域開発共同研究センター 副センター長(工学部教授)  平田英之

 

13:30-14:40 「商用DBMSと同等レベルになったPostgreSQL 8.0の紹介」
日本PostgreSQLユーザ会 理事長  片岡裕生 氏
講演内容: 本格的なリレーショナルデータベース管理システムであるPostgreSQL.>オープンソースソフトウェアであるにも関わらず多くの企業で採用が 進むその背景には,商用RDBMSにも劣らない機能とテクノロジーの存在があります.この魅力的なソフトウェアがこの度バージョン8.0になって飛躍的な 進化を遂げました.待ち望まれたWindowsサーバの登場やアーカイブログによるメディアリカバリ機能,Point In Time Recovery機能など,新バージョン8.0は魅力的な機能が満載です.この講演では,PostgreSQLの特徴と新バージョン8.0の新機能を紹介 します.

 

14:40-15:50 「ゲノム関連データベースとPostgreSQL」
日本PostgreSQLユーザ会 関西支部支部長  樋口千洋 氏
講演内容: 近年のゲノム研究の場ではデータベースの存在が必要不可欠です.全ヒトゲノムが解明され様々なデータベースが存在するが,どのデータベースも非常に膨大で あり,これらを扱うための性能のよいデータベースマネジメントシステムが望まれています.PostgreSQLはそうしたデータベースマネジメントシステ ムの一つの候補です.ここでは,ゲノムデータベースのいくつかを例に挙げ,データベースマネジメントシステムで扱う場合の問題点とPostgreSQLに 期待するところを論じます.

 

15:50-16:10 休憩

 

16:10-16:40 「OSSの教育効果と課題」
NTTデータ 先端技術株式会社  三浦 広志 氏
講演内容: 現在,IT企業かITのユーザ企業かを問わず,ITシステムに対応できる人材は必須になりつつある.また,教育機関においても産業界で活躍できる人材の育 成が求められている.OSSは,このニーズへ一定の効果をもたらす可能性をもっているが,一方でOSSは万能ではなく,気を付けなければならない落し穴も あるようだ.

 

16:40-17:50 「多機能コネクションプールサーバpgpool」
(株)SRA オープンソースカンパニー  石井達夫 氏
講演内容: 一般にデータベースサーバヘの接続確立には大きなオーバーヘッドが必要です.PostgreSQLはマルチプロセス型サーバであるためマルチスレッド型 サーバに比べ接続確立のオーバヘッドは大きくなります.pgpoolはデータベースサーバ接続をプーリング以外にも負荷分散/レプリケーション機能も実装 しています.

詳しくは香川大学地域開発共同研究センターへ
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