平成30年2月4日(日)、瀬戸内圏研究センターは、里海づくりの重要な要素である「体験」に焦点をあてて「~里海ガイドは何を目指す?~」をテーマに第4回里海セミナーを開催しました。

 森田桂治氏(特定非営利活動法人アーキペラゴ副理事長、一般社団法人かがわガイド協会事務局長)による基調講演「里海ガイドが目指すもの」では、一般市民、特に若い世代(10代~20代)の人たちが海に触れる機会が減少していることから、海について学ぶ機会を増やすための様々な活動について、ご講演いただきました。

 具体的には、海の環境問題を考えるにあたっては、まず、海で遊び、海について学ぶ人を増やす取組が必要であり、里海の良さや課題をフィールドで体験して学習する里海体験ツアーや、里海プロガイド養成講座の活動、また、一般社団法人かがわガイド協会設立について等、説明いただきました。

 続いて、松野陽平氏(絆創工房代表、一般社団法人かがわガイド協会副会長)による「里海プロガイド養成講座」、小前昭二氏(Free Cloud代表、一般社団法人かがわガイド協会会長)による「瀬戸内での自然体験ツアーの現状と可能性」、谷光承氏(一般社団法人かがわガイド協会事務局、特定非営利活動法人アーキペラゴ(せとうちクリーンアップフォーラム))による「里海プロガイド養成講座修了生の現在について」、3名の講師から事例報告がありました。報告では、里海プロガイド養成講座の受講者は、8割が男性で2割が女性である一方、自然体験型ツアーの参加者は、20代から40代の女性が多いとの意外な報告など、里海ツアーをめぐる現場の様子について詳しく紹介いただきました。

 最後に行われたパネルディスカッションでは、セミナー参加者からの「体験型ツアー参加者やプロガイド養成講座の男女比率について」、「海外の方へのインバウンド事業について」等の質問について、活発な意見交換が行われました。

 一般参加を含めて約40名の方に参加いただき、有意義なセミナーとなりました。

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