瀬戸内圏研究センターSeto Inland Sea Regional Research Center

「干潟ウォッチング」を開催しました!

平成23年7月23日 土曜日 9:00~16:30 於:新川・春日川河口干潟、高松市沖、庵治マリンステーション
 香川大学瀬戸内圏研究センターは、平成23年7月23日(土)に、新川・春日川河口干潟、瀬戸内海上、ならびに庵治マリンステーションにおいて、「平成23年度 干潟ウォッチング」を開催しました。
 これは、干潟での生き物観察や、実際の生き物を使った小実験などの体験を通して、瀬戸内海などの身近な自然環境への関心を促すとともに、環境保全への理解を増進させることを目的として実施したもので、事前に申し込みのあった小・中学生とその保護者ら27名の参加がありました。
 イベントでは、まず最初に、高松市の新川・春日川河口干潟で、貝やカニ、ゴカイなどの生物の生息環境を観察するとともに、それらの採取を行いました。
 続いて、瀬戸内圏研究センターの調査船「カラヌス3」に乗船し、高松市沖の瀬戸内海でプランクトンを採取しました。こうして採取した生物等の試料を、庵治マリンステーションに持ち帰り、顕微鏡観察やアサリの浄化作用実験、穴ジャコが穴に潜る様子の観察などを行いました。
 当日は、天候に恵まれて、大変暑い一日となりましたが、イベントに参加した、大人も子供も、時間を忘れて観察に没頭しました。
 瀬戸内圏研究センターでは、今後もこのような体験型のイベントを通して、地域における環境学習の機会を設けていきたいと考えております。
なんかおるで? プランクトンの採取中です!
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みなさん注目!今日の復習です フムフム、なるほど、なるほど!
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アサリの浄化作用実験中、またたく間にキレイに! アナジャコはこのようにして潜ります
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