瀬戸内圏研究センターSeto Inland Sea Regional Research Center

高松第一高等学校の1年生が庵治マリンステーションで体験実習を行いました!

              
 平成28年10月3日  於:庵治マリンステーション
 平成28年10月3日(月)に高松第一高校・特別理科コースの1年生を対象とした実習講座「身近な海の環境学」が庵治マリンステーションにて行われました。本実習講座は、高等学校において先進的な理数教育を実施するために科学技術振興機構が推進するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の一環として行われたものです。
 我々日本人はタンパク源の多くを海の魚介類から得ています。これらの生物を育む「海」という環境は、身近にありながら、なかなかその実態を見たり感じたりすることができません。参加してもらった高校生の皆さんには、瀬戸内圏研究センターの観測艇「カラヌスⅢ」に乗船し、プランクトンをはじめとした生物の採集、観察を体験してもらいました。また、海洋環境の仕組み、瀬戸内海が抱えている環境問題についても講義を受けることで、身近な海のサイエンスについて考えてもらう実習講座となりました。
プランクトン採集 海底の生物採集
プランクトンの採集をしています! 海底の生物の観察です!
顕微鏡観察 講義風景
顕微鏡で観察をしています!一見先生からの講義です!