総合生命科学研究センター平成28年度年報

平成27年度年報発行にあたって

総合生命科学研究センター長神鳥成弘

第2期中期目標中期計画が平成27年度で終了し，平成28年度から第3期が始まりました。当センターでは，第2期中期目標中期計画期間中の研究成果および研究支援業務成果を報告するために，平成27年11月27日，幸町キャンパス研究交流スペースにて，総合生命科学研究センター公開研究・業務報告会 を開催しました。プログラムを下に示します。当日は筧理事をはじめ，多くの教職員の方々の参加を得て，当センターの研究・業務成果，問題点等，について議論していただきました。ありがとうございました。この報告会の成果は，次期中期目標・中期計画に向けて，センター運営に役立てていきたいと考えております。

ここ（web上）に平成27年度年報を発行いたします。各部門の活動報告へのリンクは以下にあります。ご覧になられた方は，どうぞ，忌憚のない感想・意見を当センターまでお寄せいただければ幸いです。また，今後とも，当センターに対するご指導・ご鞭撻のほど，よろしくお願い申し上げます。

平成 28年 8月

平成27年度総合生命科学研究センター公開研究・業務報告会

日時：平成27年11月27日（金） 13:15～15:30
場所：幸町キャンパス研究交流スペース

報告会の主旨およびセンター組織・設備の概略
（センター長神鳥成弘 13:15－13:30）
センター教員および客員教員による研究成果報告
- （１）IgE 由来糖ペプチドとガレクチン９の相互作用：ペプチドバックボーンによる親和性の増強
  （実験実習機器部門准教授西望 13:30－13:45）
- （２）ヒト・マイクロRNAの生起時期と発現
  （遺伝子研究部門准教授岩間久和 13:45－14:00）
- （３）希少糖生産酵素の立体構造と機能
  （分子構造解析研究部門准教授吉田裕美 14:00－14:15）
- （４）糖鎖アレイを利用したウィルス分析
  （糖鎖機能解析研究部門客員教授平林淳・准教授中北愼一 14:15－14:40）
ユーザーによる研究成果報告
- （１）生理活性脂質N-アシルエタノールアミンの動物組織における代謝機構の解析－放射標識化合物と遺伝子欠損マウスを用いた検討
  （医学部生体分子医学講座生化学助教坪井一人 14:40－14:55）
- （２）tRNA介在領域修飾による植物ミトコンドリア病制御機構
  （農学部植物病理学研究室教授秋光和也 14:55－15:10）
研究支援活動について
- （１）動物実験部門の現状と課題
  （動物実験部門長・医学部免疫学講座教授星野克明 15:10－15:25）
講評
（副学長・研究評価担当理事筧善行 15:25－15:30）