研究・産学官連携

香川大学 創造工学部 教授 若林 利明

専門分野
トライボロジー,メンテナンス工学
主担当コース
先端マテリアル科学コース
担当科目
統計力学,流体力学入門,トライボロジー入門

自己紹介・研究紹介

 「トライボロジー」・・・たぶん聞き慣れない言葉だと思いますが、摩擦を意味するギリシャ語「トリボス」からできた造語です。それまでの摩擦学に新しいイメージを付与しようと1966年にイギリスで生まれ、摩擦、摩耗、潤滑のコントロールを目的とする機械装置の順調な運転に不可欠な存在です。トライボロジーは今日、材料科学や機械工学に貢献する主要な基盤分野として確かな地歩を築いてきており、たとえばマイクロマシーンなどの先端領域でも重要な役割を演じています。
 若林研究室ではとくに、①エンジンオイルなど様々な潤滑油の高性能化、②油使用量の激減を可能とする環境に優しい潤滑技術、③機械装置の円滑な稼働のためのメンテナンスといった3領域に焦点を絞って、研究に取り組んでいます。

Message
-受験生の皆さんへ-

 どんな機械でも、動くところには必ず面と面とが摩擦する部分があり、そこで生じる不具合が故障の主な原因です。したがって、設計段階で表面の形状を工夫し、その箇所に適切な材料を用い、さらには潤滑油やグリースを使うといったトライボロジー技術が機械装置の順調な稼働を支えてきました。
 さらにトライボロジーは、従来から、摩擦の低減、摩耗の抑制という形で省エネルギーや省資源に貢献しており、その成果として、たとえば自動車の燃費が大きく向上し、今後もさらなる改善が見込まれています。これは炭酸ガス排出量削減に直結し、地球温暖化防止に有効な手段のひとつです。すなわち、トライボロジーは持続可能な低炭素社会を実現させるために必要なキーテクノロジーといっても過言ではなく、何はともあれ、一緒に明るく前向きな姿勢で、そうした研究に取り組む受験生の皆さんを待っています。

research map こちらをご覧ください。
個人ホームページ -
E-mailアドレス twaka[★]eng.kagawa-u.ac.jp
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