研究・産学官連携

香川大学 創造工学部 講師 磯田 恭佑

専門分野
有機化学,有機機能性材料,高分子化学,錯体化学
主担当コース
先端マテリアル科学コース
担当科目
機能性薄膜材料,技術英語,材料創造工学実験I-IV,分子工学,有機化学I,工学概論

自己紹介・研究紹介

 20 世紀はケイ素の科学と言われ、科学会および産業界を大きく発展に導きました。21世紀は炭素の科学と言われており、無機化学に追いつけ追い越せの勢いで、有機化学を中心とした材料開発が求められています。
 我々の使命は、有機化学、高分子化学、錯体化学を基盤に新たな電子物性、誘電特性および光機能特性を有する材料開発を行い、世界にその成果を発信し、人類の発展に微力ながら貢献することです。非常に大きな使命ですので、我々だけで成し遂げることは難しいこともありますが、世界最先端の研究者とコラボレーションなどを行うことで、大きな障壁を越えていける体制を整えています。

1. 新規N-Heteroaceneの合成と物性評価
 N-Heteroaceneはp型のペンタセンなどの有機エレクトロニクス分野を担う分子の類縁体です。分子内にNが入ることでn型特性を示します。本研究では新たな基幹骨格を開発することで、独創性の高い研究分野の開拓を目指します。

2. 発光性室温液体の開発
 世界でも珍しく、報告例が極めて少ない材料です。中でも我々は、N-Heteroaceneでの発光性室温液体の開発に世界で初めて成功しています。現在、その類縁体に関する研究を国際学術論文に報告している、勢いのある研究です。

Message
-受験生の皆さんへ-

 本研究室の研究内容は、世界的に見ても競争相手が多くない、独創的な研究であると自負していますし、今後も人が行わない独自の研究を行っていこうと考えておりますので、人と異なることがやりたい人は、ぜひ本研究室にお越しください。
 また、理系では、学部4年、修士1-2年で研究を行い、それをまとめてることで卒業論文または修士論文(または博士論文)を作成します。これがみなさんが社会に出る最後の教育期間となります。
 本研究室では、化学を通して研究を行っていくのですが、その中でどれだけ研究に向き合うか、どれだけ手を動かし、工夫を行ったかで、その後の人生が決まると思います。ぜひ、この期間は将来の自分のために投資してあげてください。正直に言うと、本研究室はただの場所であり、化学はただの手段です。大事なことは、一生懸命行い、物事に向き合うことで、それはどこの大学に入学しても同じだと思います。最終的には全て自己責任ですので、将来の自分のために、お互い頑張りましょう!!

research map こちらをご覧ください。
個人ホームページ https://sites.google.com/site/isodalaboratory/home-1
E-mailアドレス k-isoda[★]eng.kagawa-u.ac.jp
[★]@に置き換えてください。