総合科学技術会議の科学技術政策担当大臣(川端達夫大臣)と有識者議員(8人)との会合「科学・技術ミーティング in 高松」(科学・技術政策に対して地域からの意見を聞く会)が、8月29日(日)に高松市で開催されました。高松での会合は、大阪(今年3月)、仙台(今年6月)に続き3回目の開催になります。

会合は、川端達夫大臣のあいさつに始まり、続いて一井学長が、「香川は、江戸時代の発明家である平賀源内や塩田の開発・測量技術の高度化に尽力した久米通賢といった偉人を輩出した科学・技術に関する先進地」であり、「地域の課題解決に貢献できる人材養成に取り組むとともに、希少糖研究など世界的な教育研究拠点を目指していること」「産学官連携や社会人教育など社会への貢献に努めていること」など香川大学が地域の国立大学として果たしている役割を交えたあいさつを行った(関連資料参照)。

引き続き、相澤益男総合科学技術会議議員から、「科学・技術政策の最近の動向」について説明があった後、中国・四国地区の若手・女性研究者7人が招待者プレゼンテーションを行いました。本学からは、農学部秋光和也教授が「一見無駄に思える可能性を秘めた基礎研究への支援・育成は不可欠」「地方大学で特徴的な研究を進めるための支援政策」等5つの項目を掲げ、「研究現場の声」としてプレゼンテーションを行いました(関連資料参照)。

さらに、7人の研究者からのプレゼンテーションをもとに、川端大臣、津村内閣府政務官及び有識者議員との意見交換が行われた。

(関係資料)

pdfアイコン一井学長あいさつ資料(PDF:347KB)

pdfアイコン農学部・秋光和也教授 プレゼンテーション資料(PDF:23KB)

 

※ 総合科学技術会議は、内閣総理大臣、科学技術政策担当大臣のリーダーシップの下、各省より一段高い立場から、総合的・基本的な科学技術政策の企画立案及び総合調整を行うことを目的とした「重要政策に関する会議」の一つ。

※内閣府(総合科学技術会議)ホームページ
「科学・技術ミーティング in 高松」の開催について 【平成22年8月29日】