地方創生が叫ばれる中、その中心となる「ヒト」が地方に集積するような仕組みづくりをすることが益々重要になっており、地方大学はその拠点としての役割が求められています。地場の産業や地方に拠点をおく企業も、既存の領域にとらわれない新たな地域ビジネスの発見や価値の創出を求められています。
そこで、大学や企業の中心にいて将来の地域を担っていく若者世代が、地域の魅力を自分達で再認識するとともにICTを用い、「地域、ICT、若者」が融合し共創することで、これまでになかった新たな発想やイノベーションを生み、地方創生・かがわの将来を考える場として「かがわまちづくりアイデアソン2016」を開催しました。アイデアソンとは、Idea(アイデア)とMarathon(マラソン)をかけ合わせた造語で、多様性のあるメンバーが集まり、ある特定のテーマについて、対話やワークショップを通じて自由にアイデアを出し合い、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを短期間で行う手法やイベントを指します。当日は学生と若手社会人合わせて約40名の参加があり、10チームに別れそれぞれが新たなまち活性化の手段を検討しました。最後には寸劇をまじえたプレゼンを行い、最優秀者にはパネルと記念品授与が行われました。