D&I推進に向けてのガイドライン
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➆理解促進・情報発信 ④授業 ⑤施設の整備 ⑥相談窓口の設置 授業においては、性自認や性的指向等を理由に、学生が排除されたり、尊厳を傷つけられたりすることのないよう配慮します。 具体的には、「性の多様性に関して差別的なジョークやからかい等を行わない」、「学生への質問や指示が、個人の性自認や性的指向等の開示を強いるものとならないよう配慮する」などが挙げられます。 授業における呼称等は、学生の要望に沿ったものとし、男女で呼称を使い分けないことを推奨し、性別を基準とした不必要なグループ分けをしないよう周知を図ります。 体育実技の履修や学外実習(教育実習、病院実習等)においては、必要に応じて個別対応を行います。具体的には、「性別を決めつけて呼びかけない」、「体育実技等での更衣や、学外実習での宿泊においては本人の要望を聞き配慮する」などが挙げられます。 多目的トイレ、更衣室などの表示やマップ等の改善および使いやすい整備を進めます。 性の多様性における教育、研究、労働環境のニーズに対応するため、相談窓口を充実し、様々な場面で起こりうる課題に取り組みます。なお、相談や課題対応にあたっては、関係部局が連携・協働し、スムーズな解決に努めます。 性の多様性に関する学生への教育や教職員への研修機会を増やし、理解促進に努めま す。例えば、「相手の性的指向・性自認に関する侮辱的な言動」や「性的指向・性自認について本人の了解を得ずに暴露すること(アウティング)」はパワーハラスメントに該当します。また、性的指向若しくは性自認に関する偏見に基づく言動は、セクシュアルハラスメントにも該当します。 なお、そのようなハラスメントの問題が発生した場合には、「国立大学法人香川大学 ハラスメント防止規則」に基づき、迅速かつ適切に処置をします。 また、ホームページやSNS等を通じて積極的に情報発信をします。 5

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